私たちが毎月支払っている保険料は、他の家庭に比べて安いのか高いのか、比較しづらいと思います。そんな時に知っておきたいのが保険料の平均。ただ、漠然とした平均値では比較してもあまり参考にならない場合がありますよね?
そこで今回は、年齢や収入、地域といった基準をもとに、周りが支払っている保険料の平均をご紹介します。
目次
1.毎月3万円の保険料、これって高いの?
ただ単に、月に3万円かかる保険料が「高い!」「安い!」と判断することは難しいです。加入者の年齢や家族構成、収入やライフステージといった要素から考える必要があるからですね。
確かにつか夫さんのように、なんとなくでいいから周りの保険料を知りたい人は多いと思います。
ただ、ざっくりしすぎた金額で比較しても、あまり参考にはなりません。なので、年齢や収入、地域別といったジャンルに分けて保険料の平均を見ていきましょう。
2.【世帯主の年齢別】保険料の平均
一番わかりやすいジャンルは年齢だと思います。何歳ならいくらと言われれば、自身と比較しやすいですよね。
なので、まずは年齢別で保険料の平均を見ていきましょう。
2-1.年齢全体をグラフで見た時の推移
年齢全体での保険料の平均は、以下のようになっています。
保険料の平均/年間
年齢 | 保険料の平均(年間) |
29歳以下 | 24.2万円 |
30代 | 30.2万円 |
40代 | 42.6万円 |
50代 | 49.5万円 |
60代 | 38.7万円 |
70歳以上 | 29.9万円 |
保険料の平均/月
年齢 | 保険料の平均(月) |
29歳以下 | 2.0万円 |
30代 | 2.5万円 |
40代 | 3.6万円 |
50代 | 4.1万円 |
60代 | 3.2万円 |
70歳以上 | 2.5万円 |
特に50代の保険料が高くなっているのかぁ。
そうですね。もっと細かく見ていきましょう。
2-2.29歳以下の保険料の平均
29歳以下の、1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合がこちらです。
【29歳以下】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 27.4% |
1~2万円未満 | 25.8% |
2~3万円未満 | 27.4% |
3~4万円未満 | 9.7% |
4~5万円未満 | 3.2% |
5~6万円未満 | 3.2% |
6~7万円未満 | 0.0% |
7万円以上 | 1.6% |
不明 | 1.6% |
保険料の平均値 | 20,175円 |
29歳以下の保険料の平均はおよそ20,175円です。年間にすると約242,000円ですね。
29歳以下だと、1万円未満と2~3万円未満の人たちが多いんだね。
というか、そんな若い時期から7万円以上支払っている人もいるのがすごい。
若いうちは、体が丈夫でケガや病気をしにくいですし、子どもがいない場合であればそこまで保障を手厚くする必要はありません。なので1万円未満の人が多いのも納得がいきます。
逆に、子どもがいる場合であれば、教育費のことを考えて学資保険や死亡保険に加入する場合もあるので、保険料が2~3万になるのも頷けます。
7万円以上の人は、本当にそこまでの保障が必要なのか、公的保険でカバーできる部分が多くあるのではないかなど、疑問に思うところがいくつかありますね。
2-3.30代の保険料の平均
30代が1か月に支払う保険料の平均は、約2.5万円です。年間だと、およそ30.2万円ですね。詳しい内訳は、以下の通りです。
【30~34歳】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 18.7% |
1~2万円未満 | 28.0% |
2~3万円未満 | 18.7% |
3~4万円未満 | 11.3% |
4~5万円未満 | 10.0% |
5~6万円未満 | 0.7% |
6~7万円未満 | 1.3% |
7万円以上 | 2.0% |
不明 | 9.3% |
保険料の平均値 | 22,967円 |
【35~39歳】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 15.5% |
1~2万円未満 | 22.0% |
2~3万円未満 | 19.3% |
3~4万円未満 | 13.6% |
4~5万円未満 | 7.6% |
5~6万円未満 | 4.5% |
6~7万円未満 | 3.4% |
7万円以上 | 3.8% |
不明 | 10.2% |
保険料の平均値 | 27,425円 |
30代でも5万円以上支払っている家庭は少ないのか。まぁ月に5万円の出費とかかなり痛いしね……。
30代だと、だいたい子どもが小学生の高学年くらいまで育つ頃なので、子育てにお金と時間がかかる年代ですね。
保障をしっかりさせたいところですが、先立つものも多く、保険料にそこまで手を出せないところでしょう。毎月3万円以上支払うのは、なかなかに大変だと思います。
2-4.40代の保険料の平均
40代が1か月に支払う保険料の平均は、約3.6万円です。年間だと、およそ42.6万円ですね。詳しい内訳は、以下の通りです。
【40~44歳】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 10.0% |
1~2万円未満 | 17.9% |
2~3万円未満 | 20.5% |
3~4万円未満 | 12.3% |
4~5万円未満 | 10.0% |
5~6万円未満 | 7.6% |
6~7万円未満 | 5.0% |
7万円以上 | 7.0% |
不明 | 9.7% |
保険料の平均値 | 34,167円 |
【45~49歳】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 11.0% |
1~2万円未満 | 14.8% |
2~3万円未満 | 18.6% |
3~4万円未満 | 15.1% |
4~5万円未満 | 8.8% |
5~6万円未満 | 7.5% |
6~7万円未満 | 2.5% |
7万円以上 | 8.8% |
不明 | 12.9% |
保険料の平均値 | 36,833円 |
基本的に、年齢が高くなれば保険料も上がりますからね。
老いれば老いるほど、若いころに比べて病気になったり死亡したりする可能性が高くなるからですね。だから保険会社は保険料を高くするんですよ。
若いうちから保険料が変わらない保険に入っていれば別ですが、更新型保険に入っている人なんかは保険料の上がり方が顕著ですよ。
また、基本的に歳を重ねるとそれに応じて収入も増えてくるので、必要となる保障内容も変わってきます。稼ぐ金額に死亡保障も比例するのが一般的です。
高額の給料を稼ぐ大黒柱に万が一のことがあったら、それを頼りに生活してた家族は困ってしまいますからね。40代になると、子どもの塾代や受験費、学費も高額になってきますし。
2-5.50代の保険料の平均
50代が1か月に支払う保険料の平均は、約4.1万円です。年間だと、およそ49.5万円ですね。詳しい内訳は、以下の通りです。
【50~54歳】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 8.1% |
1~2万円未満 | 13.9% |
2~3万円未満 | 18.4% |
3~4万円未満 | 8.7% |
4~5万円未満 | 13.6% |
5~6万円未満 | 10.0% |
6~7万円未満 | 3.9% |
7万円以上 | 11.7% |
不明 | 11.7% |
保険料の平均値 | 41,467円 |
【55~59歳】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 9.8% |
1~2万円未満 | 13.1% |
2~3万円未満 | 18.5% |
3~4万円未満 | 13.4% |
4~5万円未満 | 10.6% |
5~6万円未満 | 7.6% |
6~7万円未満 | 5.7% |
7万円以上 | 10.4% |
不明 | 10.9% |
保険料の平均値 | 41,033円 |
40代と同じで2~3万円未満の割合が一番多いけど、2万円未満の割合が下がっているね。
50代は、最も保険料の平均が高くなる年齢です。毎月7万円以上支払っている世帯が最も多くなっています。
20代~40代のうちにしっかりと保険を見直しておかないと、新たに加入するにしても更新するにしても、月々の保険料は高額になり、余計な条件も付きがちです。
今まで月々2万円くらいだった保険が、更新して4万円近くになった、なんて事例も少なくありません。
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2-6.60代の保険料の平均
60代が1か月に支払う保険料の平均は、約3.2万円です。年間だと、およそ38.7万円ですね。詳しい内訳は、以下の通りです。
【60~64歳】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 16.7% |
1~2万円未満 | 19.4% |
2~3万円未満 | 13.8% |
3~4万円未満 | 12.2% |
4~5万円未満 | 8.4% |
5~6万円未満 | 5.4% |
6~7万円未満 | 2.9% |
7万円以上 | 8.8% |
不明 | 12.4% |
保険料の平均値 | 36,125円 |
【65~69歳】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 19.0% |
1~2万円未満 | 19.6% |
2~3万円未満 | 14.6% |
3~4万円未満 | 9.2% |
4~5万円未満 | 4.8% |
5~6万円未満 | 5.4% |
6~7万円未満 | 2.4% |
7万円以上 | 5.6% |
不明 | 19.2% |
保険料の平均値 | 28,292円 |
60歳や65歳で保険料の払込が終わる生命保険が多いからですね。そこまで支払ってしまえば、その後は保険料を支払わずに保障が続きます。
もちろん、定期保険や養老保険の場合は、更新したり新しい保険に加入しないと保障は無くなりますけどね。
定年退職をした後も保険料を支払い続ける人と払込が終わる人がわかれる年代となります。
2-7.70歳以上の保険料の平均
70歳以上が1か月に支払う保険料の平均は、約2.5万円です。年間だと、およそ29.9万円ですね。詳しい内訳は、以下の通りです。
【70歳以上】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 22.2% |
1~2万円未満 | 21.9% |
2~3万円未満 | 10.2% |
3~4万円未満 | 6.1% |
4~5万円未満 | 4.1% |
5~6万円未満 | 1.9% |
6~7万円未満 | 1.3% |
7万円以上 | 4.7% |
不明 | 27.5% |
保険料の平均値 | 24,933円 |
年金暮らしになってまで支払いたくはないなぁ。
60歳や65歳が満期の終身保険にしていた場合は、それ以降医療保険も生命保険も保険料はかからなくなりますが、掛け捨て型の定期保険にしていた場合は、保険をやめない限り保険料を支払い続けなければいけませんね。
70歳以上の高齢者になると、保険料も高額ですよ。
3.【世帯主の年収別】保険料の平均
次に、世帯主の年収から保険料の平均を見ていきましょう。
3-1.年収全体をグラフで見た時の推移
年収別全体での保険料の平均は、以下のようになっています。
保険料の平均/年間
世帯主の年収 | 保険料の平均(年間) |
200万円未満 | 32.1万円 |
200~300万円未満 | 31.6万円 |
300~400万円未満 | 34.5万円 |
400~500万円未満 | 39.2万円 |
500~600万円未満 | 42.7万円 |
600~700万円未満 | 43.2万円 |
700~1000万円未満 | 44.6万円 |
1000万円以上 | 64.0万円 |
保険料の平均/月
世帯主の年収 | 保険料の平均(年間) |
200万円未満 | 2.7万円 |
200~300万円未満 | 2.6万円 |
300~400万円未満 | 2.9万円 |
400~500万円未満 | 3.3万円 |
500~600万円未満 | 3.6万円 |
600~700万円未満 | 3.6万円 |
700~1000万円未満 | 3.7万円 |
1000万円以上 | 5.3万円 |
税金対策や資産運用で保険を利用している面もあるからですね。年収別に細かく見ていきましょう。
3-2.200万円未満の保険料の平均
年収200万円未満の世帯が1か月に支払う保険料の平均は、約2.7万円です。年間だと、およそ32.1万円ですね。
【200万円未満】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 23.1% |
1~2万円未満 | 21.2% |
2~3万円未満 | 14.1% |
3~4万円未満 | 8.0% |
4~5万円未満 | 5.2% |
5~6万円未満 | 3.1% |
6~7万円未満 | 2.5% |
7万円以上 | 5.7% |
不明 | 17.0% |
保険料の平均値 | 26,783円 |
これってちょっと高くない?
家族構成などの状況にもよりますが、正直この保険料は高いです。収支のバランスが保てていないですね。本当にそこまでの保障が必要なのか、保険料を下げることができないか、検討した方が良いでしょうね。
良くあるのは、生命保険の営業に勧められるまま、内容をよく理解せずに加入してしまうケース。この場合、必要以上の保障を付けてしまっていて、ムダに保険料を支払っていることが多いです。
今現在加入している保険内容をあまりわかっていない人は、注意が必要ですよ。
3-3.200~300万円未満の保険料の平均
年収200~300万円未満の世帯が1か月に支払う保険料の平均は、約2.6万円です。年間だと、およそ31.6万円ですね。
【200~300万円未満】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 20.8% |
1~2万円未満 | 23.7% |
2~3万円未満 | 10.7% |
3~4万円未満 | 8.9% |
4~5万円未満 | 5.0% |
5~6万円未満 | 3.9% |
6~7万円未満 | 2.1% |
7万円以上 | 4.6% |
不明 | 20.2% |
保険料の平均値 | 26,367円 |
1~2万円未満が最も多い割合にはなっているけども。
相変わらず平均値は高いままですが、2万円未満の人がほとんどというのは、適切でしょう。年収の低さと年齢の低さはある程度連動していますので、保障内容もそこまで幅広くする必要はないと思います。
3-4.300~400万円未満の保険料の平均
年収300~400万円未満の世帯が1か月に支払う保険料の平均は、約2.9万円です。年間だと、およそ34.5万円ですね。
【300~400万円未満】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 16.9% |
1~2万円未満 | 20.1% |
2~3万円未満 | 17.6% |
3~4万円未満 | 9.7% |
4~5万円未満 | 9.0% |
5~6万円未満 | 5.0% |
6~7万円未満 | 1.8% |
7万円以上 | 4.5% |
不明 | 15.4% |
保険料の平均値 | 28,733円 |
そうですね、やはり家計の中でも生活に必要な費用が大半を占めるので、保険に多くのお金をまわすのは難しいと思います。
3-5.400~500万円未満の保険料の平均
年収400~500万円未満の世帯が1か月に支払う保険料の平均は、約3.3万円です。年間だと、およそ39.2万円ですね。
【400~500万円未満】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 13.9% |
1~2万円未満 | 19.9% |
2~3万円未満 | 21.3% |
3~4万円未満 | 11.6% |
4~5万円未満 | 6.6% |
5~6万円未満 | 4.7% |
6~7万円未満 | 3.8% |
7万円以上 | 7.1% |
不明 | 11.1% |
保険料の平均値 | 32,667円 |
保険料に回す余裕と保障金額を高くする必要性が同時に出る年収が、400~500万円未満になるわけですね。
3-6.500~600万円未満の保険料の平均
年収500~600万円未満の世帯が1か月に支払う保険料の平均は、約3.6万円です。年間だと、およそ42.7万円ですね。
【500~600万円未満】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 11.8% |
1~2万円未満 | 16.0% |
2~3万円未満 | 18.2% |
3~4万円未満 | 13.4% |
4~5万円未満 | 9.8% |
5~6万円未満 | 10.6% |
6~7万円未満 | 3.6% |
7万円以上 | 7.0% |
不明 | 9.5% |
保険料の平均値 | 35,558円 |
5~6万円未満が全体のおよそ10%を占めていますね。このくらいの年収になると、年齢も高くなり、家族にかかるお金(主に教育費)も増える傾向にあります。
死亡保障や医療保障を充実させたり、老後の資産形成に個人年金保険に加入したりするので、保険料が高くなるんです。
3-7.600~700万円未満の保険料の平均
年収600~700万円未満の世帯が1か月に支払う保険料の平均は、約3.6万円です。年間だと、およそ43.2万円ですね。
【600~700万円】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 15.3% |
1~2万円未満 | 13.5% |
2~3万円未満 | 20.5% |
3~4万円未満 | 13.5% |
4~5万円未満 | 9.8% |
5~6万円未満 | 5.1% |
6~7万円未満 | 4.2% |
7万円以上 | 8.4% |
不明 | 9.8% |
保険料の平均値 | 36,008円 |
6万円以上支払う人の割合が増えている程度かな。
それと、7万円以上の保険料を支払う人の割合も高くなっていますね。
3-8.700~1000万円未満の保険料の平均
年収700~1000万円未満の世帯が1か月に支払う保険料の平均は、約3.7万円です。年間だと、およそ44.6万円ですね。
【700~1000万円未満】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 7.3% |
1~2万円未満 | 16.4% |
2~3万円未満 | 17.5% |
3~4万円未満 | 15.4% |
4~5万円未満 | 11.0% |
5~6万円未満 | 7.0% |
6~7万円未満 | 3.7% |
7万円以上 | 9.1% |
不明 | 12.5% |
保険料の平均値 | 37,192円 |
ここまで年収が増えると、世帯主に万が一のことがあった時、1万円未満で加入している保険では、十分な保障を受け取りにくいですからね。
ただ、同じように年齢も高くなっている傾向があるので、子どもが独立していてもおかしくありません。その分、保障金額を減らすことが可能なので、2~3万円未満の割合が多いのかもしれませんね。
3-9.1000万円以上の保険料の平均
年収1000万円以上の世帯が1か月に支払う保険料の平均は、約5.3万円です。年間だと、およそ64.0万円ですね。
【1000万円以上】1か月あたりの保険料の平均と支払っている金額の割合
1万円未満 | 6.30% |
1~2万円未満 | 9.20% |
2~3万円未満 | 12.10% |
3~4万円未満 | 13.80% |
4~5万円未満 | 10.90% |
5~6万円未満 | 7.50% |
6~7万円未満 | 6.90% |
7万円以上 | 19.50% |
不明 | 13.80% |
保険料の平均値 | 53,358円 |
年収が1000万円以上になってくると、税金対策や資産確保の側面で保険を利用する人も多く出てきます。
貯蓄型保険は銀行よりも金利が高いので、ここで確実に増やしていこうとする魂胆ですね。
もちろん、これほど稼いでいれば、万が一亡くなってしまった時に、残された家族はそれまでの生活を維持するのが極めて困難です。例えば、車の維持費、自宅の固定資産税、各種ローンなど、支払いが難しくなります。
そのため、保障の幅を大きくする家庭も多いようですね。
4.【地域別】保険料の平均
次に、各地域での保険料の平均を見ていきましょう。
保険料の平均/年間
地域 | 保険料の平均(年間) |
《北海道》 | 33.2万円 |
《東北》 | 41.7万円 |
《関東》 | 36.9万円 |
《北陸》 | 49.2万円 |
《中部》 | 44.5万円 |
《近畿》 | 33.8万円 |
《中国》 | 42.1万円 |
《四国》 | 40.5万円 |
《九州》 | 36.8万円 |
保険料の平均/月
地域 | 保険料の平均(月) |
《北海道》 | 2.8万円 |
《東北》 | 3.5万円 |
《関東》 | 3.1万円 |
《北陸》 | 4.1万円 |
《中部》 | 3.7万円 |
《近畿》 | 2.8万円 |
《中国》 | 3.5万円 |
《四国》 | 3.4万円 |
《九州》 | 3.1万円 |
保険料の平均が一番高いのは北陸地方で、少ないのは北海道となっています。
5.保険料の平均と比較するだけでは意味がない
保険料の平均はあくまで一つの比較対象でしかありません。保険は個人の状況に合ったものに加入しなければ意味はなく、他の家庭と比べきれない部分がどうしても出てくるからです。
ただ、世の中には必要以上に保障を付け、いたづらに保険料を高くしている家庭が少なくありません。
平均と比較して、あまりにも金額に差があった場合は、一度保険を見直すことをおすすめします。保険料を大きく節約できるかもしれません。
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7.まとめ
- 年齢別の保険料の平均(月)
- 29歳以下……2.0万円
- 30代……2.5万円
- 40代……3.6万円
- 50代……4.1万円
- 60……3.2万円
- 70歳以上……2.5万円
- 年収別の保険料の平均(月)
- 200万円未満……2.7万円
- 200~300万円未満……2.6万円
- 300~400万円未満……2.9万円
- 400~500万円未満……3.3万円
- 500~600万円未満……3.6万円
- 600~700万円未満……3.6万円
- 700~1000万円未満……3.7万円
- 1000万円以上……5.3万円
- 地域別の保険料の平均(月)
- 北海道……2.8万円
- 東北……3.5万円
- 関東……3.1万円
- 北陸……4.1万円
- 中部……3.7万円
- 近畿……2.8万円
- 中国……3.5万円
- 四国……3.4万円
- 九州……3.1万円
保険料の平均を知れば、見直しの良い機会になりますので、合わせて後輩さんにお伝えください。