個人年金保険の人気ランキングを作成しました。ここ最近20代~40代と幅広い世代で、老後の資金づくりとして「個人年金」への関心度が高まっています。我々若い世代が受け取る国民年金の受給だけでは生活が到底無理ですからね。
個人年金保険は、10年、20年といった未来への投資となるため、焦ってはいけません。気になる商品は資料をお手元に取り寄せて、じっくり読むことをおすすめしています。
より良い人生を構築するため、よーーく検討しましょう。
目次
個人年金保険の比較表
個人年金 | 返戻率 | 特約・サービス | おすすめポイント |
マニュライフ生命 | 120%〜 | 個人年金税制適格年金特約 (税控除) |
保険料の停止・再開が可能 |
明治安田生命 | 106% | 死亡給付金アリ | 生命保険 |
JA共済 | 118.9%〜 | 税制適格特約(税控除) | 予定利率が変動する |
第一生命 | 104% | 指定代理請求特約 (本人以外が請求できる) |
年金額を契約時に確定できる |
日本生命 | 103%〜 | 指定代理請求特約 | 50歳から加入できる |
他にも保険会社や個人年金のプランがあるので参考までに!
個人年金比較!返戻率も重視したおすすめの個人年金保険ランキング
人気でおすすめの個人年金を返戻率などで比較し、ランキング形式でご紹介。
早速個人年金保険ランキングをチェックしよう☆
マニュライフ生命「こだわり個人年金(外貨建)」
特徴
- 年1.50%の最低保証
- ライフステージなどに合わせて保険料の払込停止・再開が可能(10年以上の継続期間後)
- 1万円以上なら払込額の減額も可能
最低保証で1.5%は高配当な外貨建てならではの利率ですね。仮に運用がうまくいき3.90%で推移した場合の返戻率は160.3%
1万円から始められることも若年層に人気です。ライフステージの変化に合わせた積立プランの変更にも対応しています。
基本情報
契約可能年齢 | 0歳~60歳(保険料払込期間、年金支払開始年齢、年金種類で異なる) |
払込回数 | 月払、半年払、年払、一括払い(2~12か月分)、前納(2~40年分) |
払込方法 | 口座振替・カード払 |
保障内容 | 確定年金(5・10年)、保証期間付(10年)終身年金 |
おもな特約 | 個人年金税制適格年金特約 |

明治安田生命「年金かけはし」
特徴
- 死亡保証金つき
- 医師の診断等がいらないため、持病のある方も加入できる
- 保険料払込期間と据置期間を自分で設定できる
返戻率は106%とまずまず。大手企業なので倒産リスクは低めなのと、年金の据置期間も死亡給付金がもらえる点と医師の診断・告知が不要なため、現在は働けるけれど過去に大きな病気をした方の簡易的な生命保険として利用するのがおすすめ。
基本情報
契約可能年齢 | 20歳~55歳 |
払込回数 | 月払・年払 |
払込方法 | 口座振替 |
保障内容 | 5年・10年確定年金 払込期間中に死亡した場合、死亡給付金(払込保険料相当額) |
おもな特約 | – |
JA共済 予定利率変動型年金共済 「ライフロード」
特徴
- 元本割れを防ぎつつ年金額が増額する
- 個人年金保険料控除が受けられる
- 医師の診査が必要なく、告知のみで申し込める
JAの個人年金の最大の特徴は予定利率が加入6年目以降アップして、年金原資が上乗せされて行くこと!
利率が変動するなら下がることもあるんじゃないの〜?と思う方もご安心ください!最低保証額が設定されているので元本割れを防ぐことができます。
1000円台の小額から始められ、融通が効きやすいのも嬉しい。
基本情報
契約可能年齢 | 18歳~74歳 |
払込回数 | 月払・年払・一時払い |
払込方法 | 口座振替・カード払いなど |
保障内容 | 5年・10年・15年確定年金 他のプランもあります |
おもな特約 | 指定代理請求特約 税制適格特約 |
第一生命 積立年金「しあわせ物語」
特徴
- 健康状態の告知不要
- 税控除が受けられる
- 年金額を契約時に確定できる
返戻率は104%でさほど良いとは言い切れません。ですが、健康状態の告知不要で、80歳まで加入できる、指定代理請求を特約で付けることができる、これら3つを考えると親の年金として積み立てるのがおすすめです。
基本情報
契約可能年齢 | 0歳~80歳 |
払込回数 | 月払 |
払込方法 | 口座振替 |
保障内容 | 確定年金(5・10年・15年) |
おもな特約 | 指定代理請求特約 |
日本生命 長寿生存保険「GranAge(グランエイジ)」
特徴
- 終身年金(確定年金も可)
- 税控除が受けられる
- 死亡保障を行わない代わりに、年金原資を大きくしている
長生きしたことを想定して作られている個人年金保険であり、契約可能年齢も50歳からとかなり遅めの年齢設定です。長生きすればするほどもらえる年金額が増えるのですが、返戻率が100%を超えるには男性で90歳以上生きなければならず、途中で死亡した場合は多くの場合元本割れしてしまうため、長生きする自信がなければリスクの大きい保険になります。
しかしながら、加入年齢が遅いということは、老後資金準備に出遅れた人にとってはメリットがあります。
基本情報
契約可能年齢 | 50歳~87歳 |
払込回数 | 月払・半年払・年払 |
払込方法 | 口座振替・カード払 |
保障内容 | 5年保証期間付終身年金または 10年確定年金 |
主な特約 | 指定代理請求特約など |
個人年金の得するポイント
①返戻率が高ければ高いほどオトク!
返戻率とは年金を受け取るときに戻ってくる利率です。100を超えると支払った掛け金よりも多く返ってくるのでおトクになります。
返戻率を”最大”に上げるポイント
できるだけ早く加入することです。
加入した年齢によって掛け金をプールした期間が異なってしまうので、その分積み立てたお金の総額が変わってしまいます。また、早く加入すればするほど保険料が安くなり、毎月の負担が減ります。
②節税になる
個人年金保険料は生命保険料控除が受けられることがあります。具体的にいうと、その年に払い込んだ個人年金保険の保険料額の全部または一部をその年の所得から控除することで、その分の所得税・住民税が減らせ、会社員であれば年末調整で還付が受けられるというものです。
年金を支払っている期間損をしているような気がしますが、税還付は大きなメリットと言えます。
③特約によって様々な特典がある
各社保険会社によって様々な特約があり、自分にとってメリットのある契約をすることができます。
例えば解約が自由にでき、急にお金が必要になった時に引き出せたり、死亡給付金として一時金と遺族年金がもらえるなど様々な特典があるので、普通に預貯金するよりも確実にメリットがあると言えます。
個人年金Q&A
個人年金のメリット・デメリットは?
簡単にざっくりと個人年金のメリットとデメリットをあげていきます。
メリット
定期預金などの預貯金よりも金利が高くつき、積立貯金としてメリットがある。
税控除が受けられることも。
デメリット
長期間の積立のため、インフレが発生した場合、積み立てた年金額が目減りするリスクがある。
途中で解約すると元本割れを起こすこともある。
よく考えるためにも、まずは資料請求して検討することをおすすめします!!
個人年金と個人年金保険の違いとは?
意味は同じです。公的年金(国民年金など)とは別に、保険会社で加入する年金保険のことを指すことが多いです。生命保険型の場合は、年末調整の際の税控除を受けることができます。
個人年金保険を解約することはできるの?
個人年金保険は貯蓄タイプの保険なので、解約すると解約返戻金が戻ってきます。年金を受給するために支払っているものなので、途中で解約してしまうと将来個人年金をもらうことはできなくなります。
一般的には解約返戻金の額は支払った保険料の額よりも少なくなることが多いです。ですから、保険料の支払いがつらいからといって、簡単に解約してしまうことはおすすめできません。
個人年金保険で将来の生活にゆとりをもたせよう
個人年金は公的年金に上乗せして将来の生活を豊かにするものです。
老後の生活が不安で仕方ない方にはピッタリだと思います。私も、記事を作成しながら勉強になりました。
一口に個人年金といっても、保険会社によってそのプランや返戻率が大きく異なるため、様々な資料を取り寄せて比較してみることがおすすめです。個人年金以外にも資産を増やす方法や、貯蓄をする方法はあるので、選択肢の一つとして考えてみてくださいね。