定期保険はどんな人におすすめ?定期保険の活用例を紹介

定期保険 おすすめ

保険料が安い代わりに、掛け捨て型で保障期間が決まっている定期保険。この定期保険は、どのような人におすすめな保険なのでしょうか?定期保険の活用例とともにご紹介します。

つか夫

ねぇ、節子。
定期保険ってさ、どんな人が利用しているの?

節子

定期保険ですか?
そうですねー、やっぱり保険料を気にする方の利用が多いですね。

つか夫

確かに終身保険や養老保険に比べて保険料が安いもんなぁ。

節子

実際にどのようの人が定期保険を有効活用しているか、知りたいですか?

つか夫

知りたい知りたい!

節子

わかりました。では、少し定期保険の活用例を紹介しますね。

1.定期保険の最大の魅力は、保険料が安いこと!

定期保険 保険料 安い

まずは定期保険の特徴について、見ていきましょうか。
定期保険は、他の保険に比べて保険料が安いのが特徴です。いわゆる掛け捨て型の保険になっているからですね。なので支払った保険料は、途中で解約したり、保険期間が満了時になったりしても、解約返戻金や満期保険金として戻っては来ません

つか夫

保障内容の中で保険金を支払ってもらう以外に、お金が出ることはないってことだね。

その通りです。終身保険や養老保険のように貯蓄の機能は一切ないのが定期保険ということですね。まぁ、だからこそ保険料が終身保険や養老保険と比べて10倍以上も安くなることがあるんですけどね。保険会社によっては、月々の保険料が500円以下の定期保険もありますよ。

2.定期保険の活用例!定期保険はこんな人に適している

定期保険 おすすめな人

定期保険の特徴を確認したところで、定期保険がどんな人におすすめで、どのように活用されているのかを見ていきましょう。

2-1.ある一定期間のみ保障を厚くしたい人

定期保険は、ある一定期間のみ保障を厚くしたい人におすすめの保険です。これは定期保険が、保障期間を自由に選択できるもので、なおかつ保険の見直しをしやすいという性質を持っているからですね。

実際に、次のような人が定期保険を活用しています。

Aさん、男性、30歳、食品会社勤務、妻・子どもあり

Aさんは、責任感の強い人です。子どもが成人するまでの間は、親として責任を持って教育費を工面しようと考えており、定期保険に加入しました。子どもが成人する期間だけに保障期間を決め、その期間が終わった段階で保険の見直しをしようと考えたのです。子どもの教育費だけは、自分に万が一のことがあっても確保したいという、ある一定の期間に責任が重くなる人に、定期保険は向いています。

2-2.収入は減るけど、保障額は減らしたくない人

定期保険は、収入は減るけど保障額は減らしたくない人にもおすすめできる保険です。定期保険は、保険料は安いですが保障期間中はしっかりと死亡保障を付けることができ、終身保険や養老保険と比べても遜色のない保障内容を担保できますからね。

実際に、次のような人が定期保険を活用しています。

Bさん、男性、41歳、商事会社勤務、妻・子どもあり

会社の経営が傾いたことをきっかけに、ある日Bさんは関連会社へ出向の辞令が出されました。辞令を受けると給料は今までの7割程度になってしまいます。退職の道もありましたが、どちらにしろ当面の収入が減少することは免れないでしょう。収入が減っても家族への責任が減るというわけではありません。そこで、保険料の安い定期保険に加入しました。収入は減少しても、保険で受けられる保障額は変更したくないということで、保険料が安くなおかつ保障内容の変わらない定期保険を選んだわけです。このように、月々の保険料を抑えたいけど、ある程度の保障は確保したい人に、定期保険は向いています。

2-3.若くて収入も多くないけど、家族をきちんと守りたい人

定期保険は、若くて収入も多くないけど、家族をきちんと守りたい人にもおすすめできます。これも定期保険が、保険料が安く、保障期間を自由に選択できなおかつ保険の見直しをしやすいという性質を持っているからですね。

定期保険は保険料が安いので、若くて収入が少ない段階や子どもにお金がかかる段階だと、経済的な負担を減らしつつ、万が一に供えて保険を掛けられます。子どもが成長した段階や自分の収入が増えた段階になったら、家庭に合わせて保険の見直しすれば良いですしね。

実際に、次のような人が定期保険を活用しています。

Cさん、男性、23歳、印刷会社勤務、妻・子どもあり

Cさんは結婚2年目で、奥さんは専業主婦、子どもは1歳になる娘が1人います。今、自分に万が一のことがあった時、家族を守ってくれるだけの保険金が降りる生命保険が必要だと考え、Cさんは定期保険に加入しました。定期保険を選んだのは、Cさんの給料が月額で約22万円だったことが大きな理由でした。なるべく保険料を掛けずに、それでも保障内容がしっかりしたものを選びたかったからです。このように、若くて収入が心もとなく、その上子どもにお金がかかる時期という人にも、定期保険は向いています。

3.まとめ

  • 定期保険の最大の特徴は、保険料が安い点
  • 定期保険は以下のような人に向いている
    • ある一定期間のみ保障を厚くしたい人
    • 収入は減るけど、保障額は減らしたくない人
    • 若くて収入も多くないけど、家族をきちんと守りたい人
つか夫

定期保険は保険料が安く、保障内容もある程度しっかりしている。保障期間は決まっているけど、ライフプランに合わせて保険の見直しがしやすい。ふむふむ。

節子

その通り。なので、先ほど説明したような人たちに向いているんですよ。
保険料はできる限り抑えたいけど、万が一の保障は確実に確保したい人向けってわけですね。
まぁ、保障期間は決まっていますし掛け捨て型になりますから、一生涯保障してほしい人や保険に貯蓄機能を求める人には向いてませんけども。

つか夫

なるほどねー。
こうやって実際に使用している例を見ると、想像しやすいからわかりやすいよ。

節子

どんな人が有効に保険を利用しているのか、普段は知る機会があまりありませんからね。
保険を選ぶ前は、こうした情報を事前に知っておくことも大切ですよ。