新社会人におすすめのクレジットカード5選!審査や持つべき枚数も解説

新社会人として仕事をするようになると、収入も支出も学生の頃と比べて増えていきますが、そんな時に役に立つのがクレジットカードです。

大きなお金を持ち歩かなくていい、生活費の決済手段にするだけでポイントが貯まる、スマートに支払いを完了できるなどいいことづくめのクレジットカードですが、種類が多すぎてどう選べばよいかわからないという方も多いのではないでしょうか?

学生の頃に作ったカードがあるという方の中には、本当にそのカードが合っているかわからないという方や、学生カードの特典は便利だったけど社会人になって一般カードに切り替えられたらイマイチだったという方もいるでしょう。

今回は、新社会人向けにおすすめのクレジットカードをいくつか紹介します。自分に合うカードが見つかったら、ぜひ申し込んでみてくださいね。

学生カードが「お得だった」ワケとは?

学生カードと一般カードの違い

大学生の頃に作ったカードは年会費が無料でポイントやマイルも貯まりやすく、特典も充実していた。そんな印象を持っている方も多いのではないでしょうか?

クレジットカード会社は、将来自社のクレジットカードを使ってもらえるように、学生に対しては大盤振る舞いでサービスを提供しているんです。だから、学生時代は年会費無料のカードでも卒業して新社会人になると年会費が発生するようになったりします。

でも、実はこれ20代に対しても同じことが言えます。JCBが39歳以下のみに発行している「JCB CARD W」のように、若い世代に向けてお得なクレジットカードを用意しているんです。

今回の記事では、20代をお得に過ごせるようなクレジットカードを紹介していきますね。

新社会人におすすめのクレジットカードの特徴とは?

社会人になると、クレジットカードの選び方は複雑になってきます。人によってよく使うお店やサービス、あると嬉しい特典が変わってくるためです。とはいえ、おすすめできるクレジットカードには共通した特徴があるので、まずはおすすめできるクレジットカードの選び方を見ていきましょう。

新社会人におすすめのクレジットカードの選び方

  1. マイルやポイントが貯まりやすいクレジットカード
  2. 充実した付帯特典・付帯保険があるクレジットカード
  3. 社会的信用を築けるクレジットカード

詳しい説明に入る前に頭の隅に置いておいて欲しい事があります。これらの「3つは、全てを完璧に満たす必要はない」ということです。もちろん、全てを満たすクレジットカードは存在しますが、年会費が高額であるうえに、新社会人にとっては審査が難しい場合ので、いきなりそうしたカードを目指す必要はありません。

それぞれのクレジットカードに特色があるので、年会費などと見比べながら自分に合ったクレジットカードを見つけていきましょう。

クレジットカードの選び方の詳細を見る!※クリックすると表示します

マイルやポイントが貯まりやすいクレジットカード

新社会人に限らずクレジットカードを選ぶうえで基本となる選び方は、マイルやポイントが貯まりやすいかということ。マイルやポイントがカード決済額の1%貯まるクレジットカードであれば、一般的に「高還元率」と言われるクレジットカードです。

特に、新社会人の方におすすめしたいのがマイルが貯まりやすいクレジットカード。帰省や出張など何かと飛行機を使う機会が増える社会人は、航空会社のマイルをお得に使う機会が多いからです。

旅行が好きな方はもちろん、頻繁には旅行に行かないという方でも帰省などたまに使う機会がありそうだという方はマイルが貯まるクレジットカードを持っておくことをおすすめします。航空会社のマイルには1マイル2~10円程度の価値があり、クレジットカードで貯められるポイントとして一番お得だからです。

普段飛行機をあまり使わない方は、出張の時の飛行機をビジネスクラスやファーストクラスにマイルを使って無料でランクアップするといった使い方もおすすめですよ。

付帯特典・付帯保険が充実したクレジットカード

新社会人向けのクレジットカードを選ぶうえで、付帯特典や付帯保険が充実していることも重要です。クレジットカードには、カード決済するたびに貯まるマイルやポイント以外にも、多くの特典があります。

多くのクレジットカードで用意されているのが、海外旅行の際に使える旅行保険が自動的に付いてくる「海外旅行傷害保険」。海外旅行の際に万が一怪我や病気をしてしまうと、保険が効かないため多額の医療費がかかることとなります。そうしたリスクに備えられるのが海外旅行傷害保険で、海外に渡航する際に必須ともいえるものですが、クレジットカードを持っていればお金をかけずにリスクに対応できるのでおすすめです。

また、エポスカードなどではカラオケや娯楽施設でクレジットカードを見せるだけで割引を受けられたり、楽天プレミアムカードでは飲食ができる空港のラウンジを無料で利用できるなど、お得で便利な場面が沢山あります。

社会的信用を築けるクレジットカード

クレジットカードを発行する際には、審査が必ず行われます。カード会社にとっては会員の買い物を立て替えて支払うことになるので慎重に審査を行うのですが、審査があるためにクレジットカードの敷居が高く感じられる方も多いことでしょう。

でも、よく考えてみてください。審査を行った上で発行されたということは、それだけ会員には信用があるということになりませんか?

銀行などで住宅ローンや自動車ローンを組もうと思ったとき、銀行にとって貸しやすいのはクレジットカードを作って継続的に支払っている人なんです。今までに何もローンなどを使ったことがないという人が申し込んでも、その人が本当に借りた後に返せる人なのか分からないためです。

特に、アメックスやゴールドカードなどのステータスカードを保有している人は直感的にしっかりしている人というイメージを持つ方も多いでしょう。このように、新社会人が社会的信用を積む上では、適度なクレジットカードの利用履歴があると望ましいといえます。

新社会人におすすめのクレジットカード5選

ここまでで紹介した3つの特徴と、年会費や新社会人のライフスタイルに合ったクレジットカードから厳選しておすすめのクレジットカードを紹介します。2020年卒新社会人(予定)でクレジットカードマニアの筆者も実際に保有・活用しているカードもあり、自信を持って紹介できるカードばかりです。それでは見ていきましょう。

今回紹介しているクレジットカード一覧

  1. JCB CARD W
    Point:「年会費無料」「ポイント高還元率」「カードデザイン」「ステータス」
    ▽JCB CARD Wの紹介まで進む▽

  2. 三井住友VISAクラシックカード
    Point:「信頼性」「ステータス」「コンビニ・マクドナルドで還元率UP」
    ▽三井住友カードの紹介まで進む▽

  3. ANA ToMe CARD PASMO(ソラチカカード)、ANA JCBカード
    Point:「マイル高還元率」「優待特典」「航空会社特典」「入会特典が盛り沢山」
    ▽ソラチカカード・ANA JCBカードの紹介まで進む▽

  4. 楽天カード
    Point:「年会費無料」「ポイント高還元率」「旅行傷害保険」
    ▽楽天カードの紹介まで進む▽

  5. 楽天プレミアムカード
    Point:「ポイント高還元率」「優待特典(空港ラウンジ含)」「ステータス」
    ▽楽天プレミアムカードの紹介まで進む▽

JCB CARD W

Amazon、セブンイレブンなどで2%還元!年会費無料の高還元率クレジットカード

JCB CARD W
年会費 永年無料
還元率 1.0%
おすすめポイント 加盟店でポイント還元率が上がる「JCBオリジナルシリーズパートナー」
入会特典 ・スマホ決済で最大10,000円キャッシュバック
・12月までポイント還元率最大15%
・スマリボ登録などで最大8,000円分プレゼント

クレジットカードはいつ作るべきか?と聞かれたら「今でしょ!」と答えたくなるカードが、40歳未満限定カードの「JCB CARD W」。ふざけているわけではなくちゃんと理由があります。

普段から1%のポイント還元率を誇る高還元率クレジットカードでありながら、数々の入会キャンペーンや利用キャンペーンを同時に実施している最強のクレジットカード。まさに、今入会するのがお得です。

JCB CARD Wをおすすめする理由①ポイントが貯まりやすい

JCB CARD Wは、ポイント還元率1%のいわゆる「高還元率クレカ」です。特定のお店ではさらに高還元率となりお得です。

JCB CARD Wのポイントの特徴※クリックすると開きます
カード名の由来。JCB一般カードの二倍のポイント還元率

通常、JCBカードでは0.5%のポイント還元率ですが、JCB CARD Wでは2倍の1%還元となります。ステータス性が高いと言われている「プロパーカード」でなおかつ年会費無料のクレジットカードとしてはトップクラスの還元率。

どんな場所で使ってもお得にポイントが貯められます。JCBカードを使うと貯められる「Oki Dokiポイント」は、Tポイントやマイル、商品券など様々な商やポイントに交換出来るとても使い勝手の良いクレジット。貯めるのも使うのも楽しいクレジットカードです。

マイル還元率はあまり高くないので、マイルを貯めようと考えている新社会人の方には後ほど紹介する「ANA ToMe CARD PASMO」や「ANA JCBカード」の利用がおすすめです。

特定店舗で還元率が上がる「JCB ORIGINAL SERIESパートナー」

セブンイレブンやAmazonで2%還元、スターバックスカードへのチャージで5.5%還元など、様々な加盟店で還元率が上がるのがJCB CARD Wの特徴です。

還元率 主な加盟店(一部抜粋)
1.5% 出光昭和シェル、ビックカメラ、ニッポンレンタカー、ドミノピザ
2.0% セブンイレブン、Amazon.co.jp、小田急百貨店、ワタミグループ、高島屋
3.0% AOKI、洋服の青山、ホテル椿山荘東京
5.5% スターバックス

JCB CARD Wをおすすめする理由②充実した付帯保険がある

JCB CARD Wには、利用付帯の海外旅行傷害保険があり、女性向けのJCB CARD W plus Lにはそれに加えて女性特有の疾病などに対する保険をオプションとして加えることができます。

付帯保険の詳細※クリックすると開きます
利用付帯の海外旅行保険

JCB CARD Wには、空港までの交通費か航空券代など(「搭乗する公共交通乗用具」)または、ツアー代金など(「参加する募集型企画旅行」)を支払うことで保険サービスが受けられる「利用付帯」の旅行保険が付帯しています。

特に、「携行品損害」の補償があることは年会費無料カードとしては大きな強みです。海外では日本と違ってスリなどに合うリスクが高いということはもちろん、普段と違う環境で過ごしていれば物を壊してしまうリスクも高いでしょう。

そんなときに、携行品損害の補償があれば3,000円の自己負担で代品を購入したり用意してもらえるというのは安心感がありますよね。

保障内容 限度金額
死亡・後遺障害 2,000万円
傷害・疾病治療費用 100万円
賠償責任 2,000万円
携行品損害 1つあたり10万円、1旅行中20万円、保険期間(1年間)100万円
救援者費用 100万円

JCB CARD Wをおすすめする理由③社会的信用を築ける

JCB CARD Wは、国際ブランドであるJCBカード自身が発行し、特典などもJCBが中心となって提供する「プロパーカード」です。

JCB以外のプロパーカードにはアメリカンエキスプレス、ダイナースなどがあり、それらと並んで高いステータスがあると言われています。

特に、JCB GOLDカードやプラチナカード、JCB ザ・クラスなどの上級カードは高いステータスを誇ります。これらのカードに憧れ、JCBカードでコツコツと決済を積み重ねる人もいるんです。

直接インビテーション(招待)が来るわけではありませんが、利用履歴はしっかりとJCBカードに蓄積されます。将来JCBゴールドカードなどのステータスカードを保有したいと考えている場合は、審査を受ける上で助けとなるでしょう。

JCB CARD Wをおすすめするその他の理由

お得な入会キャンペーンを実施している

JCB CARDでは、大きく分けて3つのキャンペーンを実施しています。

1つ目は、スマホ決済で20%還元。2つ目は、ポイント還元率最大30倍(15%)。3つ目は、最大8,000円分プレゼントです。

詳しく見ていきましょう。

スマホ決済で20%還元

JCBカードでは、1万円を上限にスマホ決済(Apple Pay、Google PayのQUICPay)を利用すると20%キャッシュバックをもらうことが出来ます。

このキャンペーンの特徴は、既存の会員でも対象だということ、複数カードを持っていればそれぞれ上限が1万円になるということです。つまり、すでに他のJCBカードを持っている場合でもJCB CARD Wを発行することでさらに1万円分のキャッシュバック枠が手に入るということ。

コンビニやファミレスなどで使えるので、活用してみてくださいね。

ポイント還元最大15%

現在、3つのポイント還元キャンペーンを実施しており、ポイント還元率が最大15%となっています。

まず、新規入会者限定で3ヵ月間、4%のポイントボーナスが実施されています。対象は2019年12月末までに入会した会員で、30万円利用分までが対象です。

そして、セブンイレブンなど対象のJCBオリジナルシリーズパートナー加盟店を利用すると、4.5%ポイントが上乗せされます。このキャンペーンは入会日に係わらず12月までのキャンペーンです。

さらに、スマリボに登録したうえで利用することで+5%、スマリボ手数料支払いがあると+0.5%還元されますが、このキャンペーンも入会後3ヵ月間うけることができます。

これらのキャンペーンを組み合わせると、通常のポイント1%を合わせて15%還元となります。スマリボは、高額の手数料が発生してしまう可能性がある支払い方法なので、利用額を繰り上げ入金するなど工夫して使う必要があります。キャンペーン期間が終わったら登録を解除しておくと良いでしょう。

最大8,000円分の還元キャンペーン

公式のホームページでは「最大14,000円分プレゼント」とされていますが、残りの6,000円分をもらう条件は「友達紹介」が条件となっておりハードルが高いためこちらのページでは最大8,000円分の還元と紹介しています。

家族カード同時申込で2,000円分のJCBギフトカード、スマリボ同時登録と6万円以上の利用で5,000円分キャッシュバック、キャッシング枠設定とショッピング(通常のカード利用)で1,000円分キャッシュバックをもらうことが出来ます。

三井住友VISAクラシックカード

高い信頼性とステータス性を誇る「初めてのクレカ」にもおすすめの一枚

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年会費 マイ・ペイすリボ登録・利用で無料(通常1,250円)
還元率 1.0%
おすすめポイント 高い信頼性とセキュリティ
コンビニやマクドナルドなど普段使う店舗でポイントが貯まりやすい
ステータスカードへのランクアップが目指せる
入会特典 入会・利用などで最大16,000円分のポイント

CMでもお馴染みの「三井住友VISAカード」は、名前の通り三井住友銀行系の三井住友カードが発行するクレジットカード。大手都市銀行系のカードらしく、高い信頼性とステータス性を誇るクレジットカードです。

「VISAカード」と言えば三井住友VISAカードが連想されるほどの知名度を誇り、国内ではVISAブランドカードの代名詞ともいえるクレジットカードです。

25歳までなら年に1度使えば年会費無料となる三井住友VISAデビュープラスカードの方がポイント還元率が高いのでおすすめ。三井住友カードの特徴を詳しく見ていきましょう。

三井住友カードをおすすめする理由①ポイントが貯まりやすい

三井住友VISAクラシックカードは、通常の還元率は0.5%と標準的なクレジットカードですが、コンビニなどでは2%のポイントが貯まり、25歳以下限定カードのデビュープラスカードは常に1%のポイント還元が受けられる高還元率カードです。

三井住友カードのポイントの特徴

三井住友カードを使うと、「ワールドプレゼントポイント」が貯まります。三井住友クラシックカードの通常の還元率は0.5%ですが、三井住友VISAデビュープラスカードでは1%です。

セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・マクドナルドで利用すると+2%となりとてもお得。

25歳以上でデビュープラスカードが作れない場合、クラシックカードも万人がよく使う店舗で沢山のポイントが貰えるのでメインカードとしておすすめですが、ポイントを効率的に貯める為に、ポイント高還元率カードをサブカードとして保有すると良いでしょう。

三井住友カードをおすすめする理由②充実した付帯保険がある

三井住友VISAクラシックカードには、海外旅行の際に事故や病気に遭ってしまった際に最高2,000万円まで補償が受けられる「海外旅行傷害保険」が付帯しています。

三井住友カードの旅行傷害保険の特徴

三井住友VISAクラシックカードに付帯する海外旅行傷害保険は、空港までの交通費か航空券代、ツアー代金などを支払うことで保険サービスが受けられる「利用付帯」の旅行保険です。

特に、「携行品損害」の補償があることは年会費無料カードとしては大きな強みです。海外では日本と違ってスリなどに合うリスクが高いということはもちろん、普段と違う環境で過ごしていれば物を壊してしまうリスクも高いでしょう。

そんなときに、携行品損害の補償があれば3,000円の自己負担で代品を購入したり用意してもらえるというのは安心感がありますよね。

保障内容 限度金額
死亡・後遺障害 2,000万円
傷害・疾病治療費用 50万円
賠償責任 2,000万円
携行品損害 15万円
救援者費用 100万円

三井住友カードをおすすめする理由③社会的信用を築ける

三井住友カードは、都市銀行系のクレジットカードだということもあり、高いステータスを誇ります。特に、三井住友VISAゴールドカードや三井住友VISAプラチナカードなどは保有しているだけで「しっかりとしている人」というイメージを持たれることも。

独自のセキュリティもあり、初めてクレジットカードを持つ「クレジットカードには少し怖いイメージがある」という若い世代にも安心して持てるクレジットカードです。

三井住友カードが信頼される理由

三井住友カードは、誰が使っても恥ずかしくないステータス性の高いカードだと言われています。

三井住友カードの500人名の男女を対象にした調査から、社会人としてクレジットカードを使う場面ではステータスも重要となることが分かります。

クレジットカードでポイントや特典以外に重視する点として、「一人で、家族といる際」は「使いやすさ」、「友人、恋人、同僚、部下といる際」は「ステータス」を重視するという傾向が出ました。
出典:三井住友カード

決して特別なクレジットカードではないものの、銀行系の少し硬いイメージがあり一定の知名度や信頼性があることから、三井住友カードはアピールをしたいという場面でなくとも、見られても恥ずかしくないクレジットカードとして最適と言えるでしょう。

また、安全の面でも優れています。

  • 最高水準の不正利用検知システム
  • ネットショッピングの本人認証サービス
  • 顔写真入りカードへの変更が無料

不正利用検知システムや本人認証サービスは殆どのカード会社でサービスを整えていますが、三井住友カードの特筆すべき点は顔写真入りカードが無料で使えるということです。通常、サインや暗証番号で本人確認を行いますが、顔写真が入っていれば一目で本人かどうかが分かりますよね。

もちろん、どんなカードでも不正利用分はカードの盗難保険で補償してもらえますが、万全を期したいと考える方には三井住友カードがおすすめです。

三井住友カードをおすすめする他の理由

ETCカード

初年度無料、一度でも使えば二年目以降も無料で持てます。もちろんETCの利用でもポイントが貯まるので、お得に活用できます。

お得な入会キャンペーンが実施されている

三井住友カードは、3つのキャンペーンを活用することで合計16,000円のキャッシュバックをもらうことが出来ます。いずれも簡単な手続きで貰えるので大盤振る舞いがされている今のうちに入会してしまいましょう!

入会キャンペーンの詳細

一つ目のキャンペーンは、12,000円を上限に利用額の20%が還元される「キャッシュレスプラン」です。期間は2019年12月27日までの新規入会分までで、入会翌々月末までの利用が対象です。6万円の利用で12,000円の還元が貰えるので、支払いを集中させれば殆どの方が上限まで到達できるのではないでしょうか。

二つ目のキャンペーンは、マイペイすリボ登録&5万円利用で2,000円キャッシュバックがもらえるキャンペーンです。キャンペーン対象入会期間は「キャッシュレスプラン」と同様に2019年12月27日です。

三つ目のキャンペーンは、Apple PayまたはGoogle PayのiDを新規設定することで、2,000円のiD利用がタダになるキャンペーンです。iDはコンビニやファミレスなどの実店舗で利用できる年会費・発行費無料の後払い型電子マネーで、クレジットカードと同様に使うことが出来ます。

ANA ToMe CARD PASMO/ANA JCBカード

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年会費 2,000円(10マイルコース+5,000円)
還元率 1.0%(10マイルコースの場合)
おすすめポイント ANAのマイルが高還元率で貯まる
ANA便搭乗時のボーナスマイル
空港内ショップでの割引など
入会特典 入会・利用などで最大36,100マイル
モバイル決済利用で最大10,000円キャッシュバック

ANAカードは、JCBカードがANAと提携して発行する提携カードです。JCBが発行する一般カードには主にANA ToMe CARD PASMO(通称:ソラチカカード)ANA JCBカードの二種類があり、主な違いは付帯する電子マネーがPASMOなのか、Edyなのかという点です。

ANAのマイルが貯まることはもちろん、空港内のANA系の店舗や機内販売で利用すると割引が受けられたり、航空便搭乗時にボーナスマイルがもらえるなど多くの特典が用意されていてとてもお得。年に一回以上は飛行機に乗るという方は保有を検討するのがおすすめです。

ソラチカカード/ANA JCBカードをおすすめする理由①マイル還元率が高い

年会費に追加で5,000円(税抜)を支払うことで、JCBカードの「OkiDokiポイント」をANAのマイルに交換する際のレートが1ポイント10マイルになります。OkiDokiポイントは1,000円で1ポイントなので、1%の還元率でマイルが貯まる計算。

月に10万円決済すると、年間およそ1.2万マイル貯まる計算で、中距離国内線(東京~福岡など)のローシーズンの往復航空券と交換することが出来ます。年会費の元は簡単に取ることができるでしょう。

さらに、ソラチカカードのPASMOを使って東京メトロに乗るとマイルに交換できる「メトロポイント」が貯まるので、特典航空券のハードルはさらに下がります。

ソラチカカード/ANA JCBカードをおすすめする理由②充実した付帯特典がある

ANAカード共通の特典として、「ボーナスマイル」「会員優待割引」「ANAカードマイルプラス」などの優待特典があります。

ANAカードの付帯特典の詳細
ボーナスマイル

ANAカード会員がANAの航空便を利用する場合などにボーナスマイルがもらえる特典が用意されています。

まず、毎年カード会員継続時に1,000マイルもらえます。1マイルには2~5円程の価値があるので、これで実質的に年会費のもとを取ることが出来ます。

次に、ANA便搭乗時に通常貯まるマイルの10%が上乗せで貯まります。

会員優待割引

ANAカードを提示や利用すると、各種優待割引が受けられます。

例えば、免税店「ANA DUTY FREE SHOP」「ANA ARRIVAL DUTY FREE SHOP」、空港内売店の「ANA FESTA」などで5%の割引となります。

また、ANAスカイホリデーなどのツアーでは5%、ANAビジネスソリューションの研修講座では15%の割引が受けられるなど空港外でも多彩な割引があります。

ANAカードマイルプラス

ANAカードマイルプラスは、加盟店で買い物をすると店舗により100円もしくは200円につき1マイル多く貯まる制度です。

例えば、セブンイレブンでは200円につき1マイル、マツモトキヨシでは100円につき1マイル貯まります。

このように、生活にかかわる様々な店舗でお得にマイルが貯められることもANAカードをおすすめする理由の一つです。

楽天カード

楽天カードは、年会費無料のポイント高還元率カード。海外旅行傷害保険が充実しているなどすべての世代が持つべきクレジットカードです。学生の頃から持っているという方も多いのではないでしょうか?

楽天カードをおすすめする理由①ポイント還元率が高い

楽天カードを使うと、利用金額100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。楽天ポイントは楽天での買い物はもちろん、ANAのマイルに交換できたりカードの請求額に充てることができるなど、貯めやすいだけでなく使い勝手も良いことが人気の秘密。

何かとお金がかかる新社会人にとってはとても嬉しい特典だと言えるでしょう。

楽天カードをおすすめする理由②付帯特典・付帯保険が充実している

楽天カードには、海外旅行傷害保険や海外旅行での優待サービスが付帯しています。新社会人の中でも特に海外旅行や海外出張が多い方におすすめの特典が充実していると言えるでしょう。

海外旅行傷害保険の詳細

楽天カードに付帯する海外旅行傷害保険は、自宅から出発空港までの交通費または海外旅行代金を支払うことで保険が有効になる「利用付帯」です。空港までの電車代などで1円以上支払えばいいので、負担は少ないでしょう。

補償内容一覧
保険の種類 保証限度額
傷害死亡・後遺障害 2,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
賠償責任 2,000万円
救援者費用 200万円
携行品損害 20万円※1個につき10万円

JCBカードや三井住友カードと比べて傷害・疾病治療費用の限度額が高い点が特徴です。怪我や病気の際、特にアメリカではびっくりするほど高額な医療費がかかるので、それを補償してもらえるのは助かりますよね。

ちなみに、死亡・後遺障害を除き複数カードを保有していれば限度額を合算することが出来ます。そうした点からも、複数のクレジットカードを活用するのがおすすめです。

優待サービスの詳細

楽天カードでは、旅行を中心として割引などのサービスを提供しています。

優待サービス

  • 楽天カード ハワイラウンジ
    ドリンクや荷物の一時預かりなどを提供してもらえる現地ラウンジを一般カード会員でも利用することができます。
  • 海外Wi-Fi「グローバルWi-Fi」が20%引き
  • 海外レンタカー10%引き
  • 空港手荷物宅配 最大300円OFF
  • 海外お土産宅配サービス ポイント10倍&10%OFF

楽天プレミアムカード

楽天カードプレミアムカードは、年会費わずか1万円ながら空港ラウンジが無料で利用出来たり充実した海外旅行傷害保険が無料で付帯するなど高いコスパで人気を集めているゴールドカードです。学生でもアルバイトなどの「安定収入」があれば入会できる間口の広さとゴールドカードとして十分すぎる機能は、新社会人には是非体験していただきたいクレジットカード。

楽天プレミアムカードをおすすめする理由①ポイント還元率が高い

楽天プレミアムカードは、楽天カードと同様に利用金額100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります。楽天ポイントは楽天での買い物はもちろん、ANAのマイルに交換できたりカードの請求額に充てることができるなど、貯めやすいだけでなく使い勝手も良いことが人気の秘密。

何かとお金がかかる新社会人にとってはとても嬉しい特典だと言えるでしょう。

また、楽天カードとは異なり、楽天市場での買い物で5%以上のポイントが貯まり、新生活の準備にも役立つクレジットカードだと言えます。

楽天カードをおすすめする理由②付帯特典・付帯保険が充実している

楽天プレミアムカードには、海外旅行傷害保険や国内外の空港で利用できるラウンジサービス、手荷物無料宅配サービスなどが付帯しています。新社会人の中でも特に海外旅行や海外出張が多い方におすすめの特典が充実していると言えるでしょう。

海外旅行傷害保険の詳細

楽天プレミアムカードに付帯する海外旅行傷害保険は、カードを保有しているだけで保険が適用される「自動付帯」です。

補償内容一覧
保険の種類 保証限度額
傷害死亡・後遺障害 5,000万円
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
賠償責任 3,000万円
救援者費用 200万円
携行品損害 50万円※1個につき10万円

ゴールドカードと言うだけあって、あらゆる保証の限度額が高い点が特徴です。怪我や病気の際、特にアメリカではびっくりするほど高額な医療費がかかるので、それを補償してもらえるのは助かりますよね。

ちなみに、死亡・後遺障害を除き複数カードを保有していれば限度額を合算することが出来ます。そうした点からも、複数のクレジットカードを活用するのがおすすめです。

優待サービスの詳細

楽天プレミアムカードでは、旅行を中心として様々なサービスが提供されています。

優待サービス

  • 国内空港ラウンジサービス
  • 国内外空港ラウンジサービス「プライオリティパス」
  • 無料手荷物宅配
  • 楽天カード ハワイラウンジ
    ドリンクや荷物の一時預かりなどを提供してもらえる現地ラウンジを一般カード会員でも利用することができます。
  • 海外Wi-Fi「グローバルWi-Fi」が20%引き
  • 海外レンタカー10%引き
  • 空港手荷物宅配 最大300円OFF
  • 海外お土産宅配サービス ポイント10倍&10%OFF
プライオリティパス無料付帯

世界1,200以上のVIPラウンジが無料で利用できる「プライオリティパス」を無料で発行することが出来ます。

アルコールを含めたドリンクや高速インターネットが無料で利用できることはもちろん、ラウンジによっては無料で食事まで取ることができます。

実は、完全に無料で利用できるプライオリティパスは殆どのカードでプラチナカード以上に付帯するサービス。ステータスカードとして名高い「アメックスゴールドカード」でも年に2回しか無料で利用することは出来ないんです。

こんなプレミアムなカードは活用するしかない!

手荷物無料宅配年2回利用可能

ゴールドカードのサービスとしてよくあるものが「手荷物無料宅配」。海外旅行や出張の帰りに空港から手ぶらで帰ることのできる手荷物無料宅配は、使う前には実感できませんが一度使うと利便性が実感できます。

特に、満員電車の時間帯に当たると「楽天プレミアムカードがあってよかった」ときっと思うはずです。

新社会人におすすめのその他のクレジットカード

  • JAL一般カード
    三菱UFJニコスなどが発行する航空会社系クレジットカード。三菱UFJ銀行系のMUFG(Mitsubishi UFJ Financial Group)発行なので信頼感も強い。
  • Yahoo!JAPANカード
    ヤフージャパン系のワイジェイカードが発行するクレジットカード。PayPayのチャージができるなどソフトバンク系サービスをよく使うなら便利
  • アメリカンエキスプレスグリーンカード
    他社のゴールドカードかそれ以上に相当するステータスカード。アメックスゴールドなどへのランクアップも狙え、一流のビジネスパーソンに人気

新社会人のクレジットカード審査事情

新社会人にとって、クレジットカードを作る上で気になる点として「審査」を思い浮かべるのではないでしょうか?

学生の頃に作ったクレジットカードがあるど何枚まで持てるのか、年収の欄にはいつの年収を書けばいいのかなど、気になる審査事情を紹介します。

新社会人はクレジットカードの審査に通過しやすい

一般的に、新社会人はクレジットカードの審査に通過しやすいと言われています。

カード会社にとっては今後長い間使ってくれる上客となる可能性があることや、新卒入社は勤続年数や居住年数が短いのは当たり前であることなどが理由です。

実際に、筆者の身近な人の事例をみても新社会人が審査に有利であることを実感しています。アメックスゴールドに相当するステータスカードだと言われている「SPGアメックス」を申し込んだ人が2名いますが、2名とも審査に通過していました。

【関連記事】SPGアメックスの特典を検証!無料宿泊や空港ラウンジで年会費の元は取れるのか

新社会人のクレジットカード審査と年収

クレジットカードの審査を受けようとする新社会人にとって、年収は気になる点のひとつだと思います。

結論から言えば、年収が大きいか小さいかは、アメックスやゴールドカードなどのステータスカードでない限りあまり関係ないと言えるでしょう。一部を除けば新社会人の年収は基本的に同じようなもので、あまり高い水準に無いことはカード会社も把握しています。

それよりも、今まで携帯代をキッチリ払っていたか、今までのクレジットカード代金の支払いに遅れが無かったかなどの点をチェックしています。

そして、審査時の年収欄にいつの年収を記入すべきかというと、「今年度の見込み年収」です。

例えば、月給20万円なら240万円。それに加えてボーナスが年3回1ヵ月分ずつあれば300万円のように記入します。

一般的なクレジットカードであれば、ここに記入する年収は審査の上でさほど問題にならないので安心してくださいね。アメックスゴールドなどのステータスカードを狙っている場合は年収300万円以上あると新卒等でも審査に通過しやすいでしょう。

新社会人がクレジットカードを作れるタイミングはいつからか

結論から言えば、学生でもクレジットカードの発行は可能ですからいつでも作ることが出来ます。入社前の内定者のタイミングでもつくることが出来ますし、もっと言えば年収0の学生でもカードによっては発行可能です。

ただし、ゴールドカードなどを作りたいのであれば4月になって実際に社員の立場となるのを待った方が良いでしょう。知人のエピソードとして、入社前の3月に三井住友のゴールドカードへの切り替えを申し込んだところ審査落ちし、4月に再度申し込んだところ通過したということがありました。

楽天プレミアムカードは大学生などでもアルバイトをしていれば「職業:アルバイト」として審査を受けることも可能で、筆者の周りでも学生が「アルバイト」として申し込みをしたところ3名中3名が審査に通過しています。

新社会人が持つべきクレジットカードの枚数

クレジットカードには、年会費が無料のものであっても様々な特典が用意されていて、管理していないと枚数が増えすぎてしまうことも珍しくありません。

とはいえ、クレジットカードを1~2枚しか持っていないと何らかの事情や対応店舗の問題で使えなかったという場面で困ってしまいます。

JCBカードの調査によると、日本人のクレジットカード平均保有枚数は3.2枚という結果が出ています。※出典:株式会社JCB【クレジットカードに関する総合調査】

メリットやデメリット、平均保有枚数を考えると、新社会人は3~4枚程度のクレジットカードを保有するのが理想的だと言えるでしょう。

具体的にはJCBカードとVISA(またはMasterカード)を一枚ずつ、それに加えて自分に合った特典が用意されていているカードを1~2枚というのが理想的だと言えます。

メインにするカードには今回紹介した楽天カードANA JCBカードJCB CARD Wのように、高還元率のカードを選ぶのがおすすめです。

まとめ:クレジットカードを新社会人の生活に活用しよう!

クレジットカードは、もはや現代の生活になくてはならないものとなりました。インターネットの買い物ではクレジットカードがないと購入できないものがあったり、現金での買い物がすごく不便なこともあります。

新社会人ということで、一人暮らしを始める人もいるでしょう。生活に必要な物をクレジットカードを使ってそろえれば、ポイントやマイルが溜まって同じものをよりお得にすることができますよ。

今回紹介したクレジットカードも上手に活用して、あなたの新生活がより豊かなものとなれば幸いです。

まえたん
キャッシュレス決済やポイントの活用方法を分かりやすく解説することを心掛けています。 2枚のゴールドカードを合わせて7枚のクレジットカードを保有するクレジットカードマニア。 ANAスーパーフライヤーズ会員(スターアライアンスゴールド)、楽天ダイヤモンド会員、Yahooショッピングダイヤ会員で、ポイント・マイルオタクの側面も。
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