積立NISAとiDeCoの違いを徹底比較!併用するのはOK?
一般口座とも比べてみましょう!
目次
積立NISA(つみたてNISA)・NISA・iDeCo・一般口座を比較!
つみたてNISAとiDeCoを徹底比較!
NISAと一般口座との違いについても比較していきましょう!
積立NISA | NISA | iDeCo | 一般口座 | |
---|---|---|---|---|
年間投資額の上限 | 40万円 | 120万円 | 14万4000円~81万6000円(職業、加入している年金の制度により異なる) | 上限なし |
お金を出す時 | 所得控除の対象にはならない(課税) | 所得控除の対象にはならない(課税) | 所得控除の対象(非課税) | 所得控除の対象にはならない(課税) |
運用時 | 非課税 | 非課税 | 非課税 | 課税 |
運用期間 | 20年 | 5年(最長10年) | 加入から、60歳まで(10年間延長可能) | 制限なし |
途中換金 | いつでもOK、ただし非課税枠の再利用不可 | いつでもOK、ただし非課税枠の再利用不可 | 原則できない | いつでもOK |
損益通算 | できない | できない | できない | できる |
運用可能な商品 | 長期・積立・分散投資向けの一部の投資信託とETF | 株・投資信託・ETF・REITなど | 定期預金・投資信託・保険 | 制限なし |
資金の引き出し | いつでもOK | いつでもOK | 60歳まで原則不可能 | いつでもOK |
積立NISA(つみたてNISA)・NISA・iDeCo・一般口座には簡単にこのような違いがあるのです。
積立NISAとiDeCoの違いとは?
積立NISAとiDeCoの違いにはどんなものがあるのか把握することで併用すべきか?しないべきか?両方つかうメリット・デメリットが見えてきます。
つみたてNISAとiDeco両方比較
積立NISA | iDeCo | |
---|---|---|
年間投資額の上限 | 40万円 | 14万4000円~81万6000円 (職業、加入している年金の制度により異なります) |
お金を出す(拠出する)時 | 所得控除の対象にはならない(課税) | 所得控除の対象(非課税) |
運用時 | 非課税 | 非課税 |
運用期間 | 20年 | 加入から、60歳まで (10年間延長可能) |
途中換金 | いつでも可、ただし非課税枠の再利用不可 | 原則できない |
運用できる商品 | 長期・積立・分散投資向けの一部の投資信託とETF | 定期預金・投資信託・保険 |
資金の引き出し | いつでも可 | 60歳まで原則不可能 |
このような違いがあります。
つまり、これらを併用することで20年先の中期の資産と60歳以上の長期の資産を同時に運用することができるのです!
三井住友銀行のHPではiDeCoとつみたてNISAを併用した場合の税軽減シミュレーションを見ることが可能となっています。およそ1分程度で完了しますのでぜひやってみると面白いですよ!
積立NISAとiDeCoは併用できるの?
では積立NISAとiDeCoは併用は可能なのでしょうか?
2つの併用は可能です!
積立NISAとiDeCoをうまくセットで併用することで資産運用をより効率良く行うことができるようになるのです。
なぜ併用がいいかというと、それはiDeCoのデメリットにあります…。
iDeCoの最大のデメリットは60歳まで掛金を引き出すことができないこと。
今の生活が大事、でもこの先も大事…という方にとってはiDeCoだけでは少々不安が残りますよね?そこで平行して積立NISAを行うことで最大20年間というiDeCoの3分の1の期間での資産運用が可能となります。
さらに積立NISAであればいつでも解約ができるので、万が一お金が必要になった場合も安心です。
正し、NISAと積立NISAの併用はできませんので注意しましょう!
積立NISAとiDeCoの上手な使い分け方って?
2つを併用する場合の使い分けの仕方を紹介していきます!
サラリーマンなどの課税所得がある場合にはiDeCoを使うのがおすすめ!所得税と住民税を節税することができます。
専業主婦などまとまった資金のある方は年間120万まで運用非課税投資ができる「一般NISA」の使用がおすすめ!
まとまったお金はないけど60歳まで引き出せないiDeCoに少々の不安がある方は「積立NISA」が良いでしょう。
このように使い分けることで上手な資産運用を行うことができます。
自分に向いているものはどれなのか、しっかりと判断を行う必要がありますね!
積立nisaとidecoの詳しい本はある?
つみたてNISA、iDeCoに関する詳しい本を紹介していきます!
初めての開設でわからないことがある場合には事前にしっかりと調べるようにしましょうね!


このように仕組みややり方について詳しく書いてる本もありますので、ぜひ参考にしながらトライしてみるのが良いですね!
積立NISAとiDeCoのまとめ
つみたてNISAとiDeCoの違いについてお分かりいただけましたでしょうか?
今どの程度の資産があるか?10年後20年後どのくらいの資産を持っていたいか。
自分自信の貯蓄としっかり見つめ合い、正しい知識で早めに資産運用始めてみてくださいね!
※法律の改定などよって、実際の数値と異なるケールがあります。
詳細は各公式サイトでご確認ください。