家庭で取り入れている方も多いウォーターサーバー。実は赤ちゃんのミルクづくりにも使う事ができるのをご存知でしたか?
今回は数あるウォーターサーバーの中から、赤ちゃんが飲むミルクづくりにおすすめの6商品を紹介。特徴や口コミとともに、使いやすさを解説します。
目次
赤ちゃんのミルク作りにウォーターサーバーのお水は安全?
生まれたばかりの赤ちゃんは免疫力が弱いほか、内臓器官も未発達。そんな赤ちゃんが飲むミルクであるからこそ、使用する水にはしっかりと気を配りたいですよね。
ウォーターサーバーに使用する天然水やRO水は厳重な管理のもとでボトリングされたものなので、衛生面での心配はまずありません。
またカルキや残留塩素が含まれる可能性のある水道水よりも、赤ちゃんへの負担はかなり少ないと言えるでしょう。
赤ちゃんのミルクに使用する天然水は、硬水ではなく軟水が望ましいとされています。理由は、硬水にはミネラル分が多く含まれているため、まだ未発達の赤ちゃんの腎臓に負担をかけてしまうからです。
大人でさえ海外の硬水を飲んでお腹を壊したりする人がいるのですから、まだ小さな赤ちゃんへの影響がどれほど大きいのかは容易に想像できますね。
ミルク作りにウォーターサーバーがおすすめな理由
①いつでもお湯が使えてミルク作りの手間が省ける!
ウォーターサーバーが赤ちゃんのミルク作りにおすすめな一番の理由は、いつでも使いたい時にすぐお湯が出るということ。子育て経験のある方であれば心当たりがあるかもしれませんが、赤ちゃんのミルクを作るのって結構手間がかかるのです。
ミルクを作るにはまずお湯を沸かさないといけませんが、やかんを使うとなると時間がかかります。電気ケトルを使用する場合でも、多少は待たないといけませんよね。赤ちゃんが泣いていたり他の用をしていて忙しかったりすると、この待ち時間がとてもストレスに感じられるでしょう。
一方でウォーターサーバーであれば、待ち時間なしですぐお湯を使う事ができ、とても便利です。
②安心安全な水でミルクが作れる
日本の水道水は厳しく管理されているため、飲んでも問題はありません。とはいえ小さな赤ちゃんが飲むミルクに使うとなると、ちょっと神経質になってしまうという方も多いのではないでしょうか。
安全な水道水とはいえ、水の殺菌・消毒に使用される塩素(カルキ)や、残留塩素が有機物と反応して発生するトリハロメタンがごく微量に含まれている可能性があります。
飲用水として問題のない基準値に抑えられているものの、特にトリハロメタンは発がん性もあると言われているので、ミルク用に使うには心配ですよね。カルキも赤ちゃんの腎臓に負担をかけてしまうため、微量といえど含まれている水は使用したくないものです。
ウォーターサーバーに関して言えば、厳選された採水地から天然水をくみあげており、消毒や殺菌による残留塩素などの心配もありません。軟水であれば余計なミネラル成分も含まれていないので、赤ちゃんのミルク作りには最適です。
赤ちゃんのミルクにおすすめ!ウォーターサーバー6選選を比較
ここでは天然水を使用したウォーターサーバーから、おすすめの6商品を紹介します。実際に利用している人の口コミもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
プレミアムウォーター
富士吉田や北アルプス、日本名水百選に選ばれた南阿蘇など、厳選したこだわりの天然水を使用しているウォーターサーバーです。PREMIUM3年パックではサーバーレンタル料が無料になるほか、水料金は24Lで3,680円とかなりお得になります。
1時間に1回の水質検査ほか放射能検査も毎月行うなど、水質管理には細心の注意を払っているのが特徴。
4段階以上のフィルターで除菌しているため残留塩素などの心配もなく、赤ちゃんのミルク作りにも安心して使用できます。
妊娠中や5歳以下のお子さんがいる家庭には「マムクラブ」というお得なプランが用意されており、サーバーレンタル料が初月無料になるなど嬉しいサービスが沢山。
水のボトル料金も安くなるので、赤ちゃんがいる方はぜひ利用してみてください!
価格・宅配エリア
サーバーレンタル料 | 無料(一部有料あり) |
---|---|
注文単位 (一回の配送) |
1,840円(12L)×2本~ |
水の価格 (500ml換算) |
76円〜 |
月額費用※ | 3,680円~ |
宅配エリア | 全国 |
※注文単位(24L換算)+レンタル料=月額費用 。メンテナンス料金は含まれていません。
フレシャス
安心・安全な飲用水を全国に届けてくれるフレシャス。使用する天然水は、富山と長野にある3つの産地から好きな場所を選ぶことができます。
フレシャスのウォーターサーバーで使用している天然水は硬度21の軟水なので、赤ちゃんのミルクに使っても体の負担になることはありません。
また放射性物質の検査もクリアしているので安心。クリーニング機能も搭載しておりお掃除の手間が少ないほか、エアレスパックで水と空気が接触しにくく雑菌が入る心配もありません。
ミルク作りのみではなく、授乳中の方や小さなお子さんがいる家庭にもぴったりです。
配送料は全国無料。サーバーレンタル料も初月無料となり、プランにより500mLあたりの水代は80円からとなります。
価格・宅配エリア
サーバーレンタル料 | 無料 |
---|---|
注文単位 (一回の配送) |
1,140円(7.2L)×1箱(4パック)~ |
水の価格 (500ml換算) |
フレシャス富士79円~ |
月額費用※ | 4,560円~ |
宅配エリア | 全国(沖縄県を除く) |
※注文単位(24L換算)+レンタル料=月額費用 。メンテナンス料金は含まれていません。
日本の山水
日本の山水では毎月のサーバーレンタル代金が無料(一部サーバー、一部地域を除く)なほか、500mL当たりの水代は約83円(12Lボトル1本1,980円)です!
約6℃の冷水と約87℃の温水がすぐに使えるので、赤ちゃんのミルクを作るときにお湯を沸かす手間が省けてとても便利。
富山山麓、島根県の金城、阿蘇山という3ヵ所の地下深くからくみ上げた天然水は、どれもミネラル成分をバランスよく含んでいるのが特徴。軟水なので、消化器官が未発達の赤ちゃんでも安心してミルクに使用することができます。
水もお湯もすぐ使えるので、赤ちゃん用ミルクのほかママやパパの飲用として、ほかにもササッと食事を作りたい時にも便利です。
価格・宅配エリア
サーバーレンタル料 | 無料 |
---|---|
注文単位 (一回の配送) |
1,840円(12L)×2本~ |
水の価格 (500ml換算) |
77円 |
月額費用※ | 3,680円~ |
宅配エリア | 全国(沖縄県を除く) |
※注文単位(24L換算)+レンタル料=月額費用 。メンテナンス料金は含まれていません。
コスモウォーター
使用する水やサーバーの安全、衛生面に特に力を入れているのがコスモウォーターのウォーターサーバー!
採水地の地下深くからくみ上げた天然水を48時間以内に出荷しているので、新鮮な水を自宅で使用することができます。
使用しているボトルは再利用品ではなく、リサイクル樹脂を使用したワンウェイボトル。常に新品のボトルを使用しているので、赤ちゃんのミルクを作る際の衛生面でも安心です。
また中の水が減るごとにボトル自体も収縮することで、水と空気がほとんど触れないようになっています。これにより雑菌も入り込まず、品質低下の心配もありません。
ボトルを設置する場所が足元にあるので、妊娠中の方や小柄な方でも交換が簡単。初期費用やサーバーレンタル料、配送料は無料。水代は500mLあたり79円です。
価格・宅配エリア
サーバーレンタル料 | 無料 |
---|---|
注文単位 (一回の配送) |
1,900円(12L)×2本~ |
水の価格 (500ml換算) |
天然水 79円 |
月額費用※ | 3,800円~ |
宅配エリア | 全国(沖縄県・離島を除く) |
※注文単位(24L換算)+レンタル料=月額費用 。メンテナンス料金は含まれていません。
アルピナウォーター
アルピナウォーターでは北アルプスの天然水をNASAが開発したROシステムで何重にもろ過し、ミネラル分をはじめとする不純物を一切除去した水を使用しています。
不純物が一切含まれないので赤ちゃんのミルクに安心して使用できるほか、授乳中の方にもおすすめ。
大人が飲んでもまろやかな口当たりの美味しい水が楽しめます。チャイルドロック機能も付いているので、小さなお子さんがいる家庭でも安心です。
さらには食品安全を定めた国際規格「ISO22000」を取得するなど、水やペットボトルの衛生面でも信頼できるのが特徴。
サーバー料金は初回無料、翌月からはサーバーにより572円から、水代は12Lペットボトル1本で1,050円と低価格を実現しました!
価格・宅配エリア
サーバーレンタル料 | 1,572円〜 |
---|---|
注文単位 (一回の配送) |
3,150円(3本)〜 |
水の価格 (500ml換算) |
44円〜 |
月額費用※ | 2,622円〜 |
宅配エリア | 関東・関西・四国・甲信越・愛知など |
※注文単位+レンタル料=月額費用 。メンテナンス料金は含まれていません。
ウォーターエナジー
九州の天然水「日田天領水」が飲めるコンパクトなウォーターサーバーです。雑菌の繁殖を抑える構造になっていて、蛇口に水の残りがたまらないため1ヵ月経っても雑菌やカビが発生、増殖しないという優れものです!
雑菌カットにこだわっているため、温水機能がないのも特徴。赤ちゃんが飲むミルクを作る水ですから、注ぎ口の清潔さなど衛生管理が徹底しているウォーターサーバーは安心感があります。
サーバー代、配送料、メンテナンス料は0円。500mL当たりの水代は78円になります。
価格・宅配エリア
サーバーレンタル料 | 無料 |
---|---|
注文単位 (一回の配送) |
3,131円(20L)〜 |
水の価格 (500ml換算) |
78円 |
月額費用※ | 3,131円〜 |
宅配エリア | 全国 |
※注文単位(20L換算)+レンタル料=月額費用 。メンテナンス料金は含まれていません。
ウォーターサーバーでのミルクの作り方に関するQ&A
ウォーターサーバーの温度はいくつがミルクに最適?
赤ちゃんが飲むミルクの適温は40℃ほどですが、ミルクを作る際に使用する水は70℃以上を守る必要があります。これはミルクを作る際に入り込んでしまう可能性がある「サルモネラ菌」や「サカザキ菌」を殺菌するため。
最初からぬるい温度の水でミルクを作ってしまうとこれらの菌が除菌できず、赤ちゃんが感染してしまう可能性もあるので、温度70℃以上は必ず守るようにしましょう。
天然水とRO水のどっちがミルク作りにおすすめ?
天然水は採水地の地下深くからくみ上げた水に、最低限の殺菌やろ過を行ったもの。自然のミネラル成分が含まれています。
RO水は水をRO膜でろ過し、ミネラル成分や不純物を限りなく除去した純水のことを指します。
天然水が軟水である場合は、天然水でもRO水でも赤ちゃんのミルク作りに使用して問題ありません。一方で赤ちゃんが飲むものだからミネラル成分も除去したいという方や、農業用肥料や放射性物質による水源の汚染の可能性などがどうしても気になるという方もいるかもしれません。そのような場合には不純物やミネラルを徹底的にろ過したRO水を利用することで、不安を取り除くことができるでしょう。
ミルク作りにおすすめなウォーターサーバーの比較まとめ
ウォーターサーバーを使う事で赤ちゃんのミルク作りでの手間が大幅に省けるほか、衛生面でも安心だということがお分かりいただけたでしょうか。
使用している水の種類やサーバーデザインはメーカーによって様々なので、色々見比べてみてご家庭にぴったりのウォーターサーバーを見つけてみましょう。
衛生管理への配慮がされているサーバーがほとんどですが、実際に使用する哺乳瓶などの除菌を忘れてしまっては意味がないので、徹底して行う様にしましょう。ミルクを作る際の温度管理も70℃をしっかり守ってくださいね。