みなさんiDeCoは知っていますか? 2017年から誰でも加入できるようになった、確定拠出年金のことを言います。
401kとかDCとも呼ばれていますが、今は気にしなくてOKです。
公的年金だけでは老後の生活が不安なあなたに、iDeCoのおすすめポイントと、iDeCoを取り扱う人気の金融機関もランキングにしました。ぜひチェックしてくださいね♪
目次
iDeCoの得するポイント
iDeCoをわかりやすく解説します♪
①運用益は非課税
iDeCoを運用して得た利益は、非課税になります。
通常株などで得た利益は、約20%が課税の対象になってしまうのですが、iDeCoを運用して得た利益は60歳で受け取るその日まで非課税!!
その代わり60歳まで解約したり、引き出したりすることができません。また、掛け金の限度額が定められているため、億などの高額な利益を得ることはできません。
②掛金が全額所得控除
掛け金(積立金)の全額が控除の対象になります。
ただ運用しているだけで税金の控除が受けられるので、年金を受け取るまでの節税効果が非常に大きいことがメリットです!


③受け取るときは公的年金等控除などを利用できる
年金は受け取るときも税金がかかるのですが、iDeCoを利用した場合一時金として一括で受け取る際も年金で受け取る際も税制優遇を受けることができます。
このように、iDeCoには老後資金を蓄えられることの他に、節税効果が大きいことがメリットとしてあげられます。
iDeCoの比較!おすすめのiDeCo人気ランキングTOP5
1位 SBI証券
投資信託のラインナップが豊富
口座管理料が誰でもずっと無料
サポートツールで初心者も安心
ダントツで多いラインナップで、初心者から上級者まで投資信託の種類で困ることはありません。ロボットが選んでくれるサポートツールもあり、低コストの商品を選べる新プランなど、比較的初心者に優しい証券会社です。
口座管理料(月額) | 手数料 | 投資信託 | ||
加入・移換時 | 運営機関変更時 | |||
0円 | 0円 | 0円 | 63本* |
※法律の規制により、2023年までに35本に絞り込む予定
2位 楽天証券
口座管理料無料
投資信託の数が31と豊富
全世界の株式に投資できる
楽天証券は証券会社が運営しているため、楽天の証券口座があれば一般・特定口座やNISA口座で運用している「証券資産」と「iDeCo」を同じIDで見れるので、自分の資産を一括管理しやすいのもメリットです。
口座管理料(月額) | 手数料 | 投資信託 | ||
加入・移換時 | 運営機関変更時 | |||
0円 | 0円 | 0円 | 31本 |
3位 イオン銀行
銀行で唯一無条件で口座管理料無料
初心者におすすめな投資信託が揃う
イオン銀行の店舗で365日いつでも受付可能
イオン銀行は受付金融機関で、実際に運営するのはみずほ銀行が運営管理機関となるのですが、みずほ銀行のiDeCoは口座管理料が0円となるのは条件付きなのに対し、イオン銀行のiDeCoでは無条件で0円とかなり有利です。同じみずほ銀行をえらぶならイオン銀行から検討してみてください。
口座管理料(月額) | 手数料 | 投資信託 | ||
加入・移換時 | 運営機関変更時 | |||
0円 | 0円 | 0円 | 23本 |
4位 マネックス証券
口座管理料無料
低コスト&好成績の投資信託が豊富
iDeCoポートフォリオ診断で初心者も安心
マネックスは投資信託の数はまずまずですが、選べる内容が充実しています。ロボットによるポートフォリオ診断もあるので初心者でも安心して運用をしていけます。
ポートフォリオとは運用している商品の割合を意味しています。
口座管理料(月額) | 手数料 | 投資信託 | ||
加入・移換時 | 運営機関変更時 | |||
0円 | 0円 | 0円 | 22本 |
5位 大和証券
大手対面型証券会社の中で唯一口座管理料無料!
最近ラインナップが増えた
アクティブ投資家におすすめ
BRICsなどの新興国投資ができるので、大きなリターンが得られるチャンス。アクティブ投資家におすすめです。
対面型の証券会社なので気になったことはガンガン聞いてOK!
口座管理料(月額) | 手数料 | 投資信託 | ||
加入・移換時 | 運営機関変更時 | |||
0円 | 0円 | 0円 | 21本 |
iDeCo 口座管理手数料比較表
金融機関名 | 月額手数料の内訳 | 手数料合計 (月額) |
手数料合計 (年額) |
||
---|---|---|---|---|---|
国民年金基金 連合会 |
事務委託 手数料 |
口座管理 手数料 |
|||
SBI証券 | 103 | 64 | 0 | 167 | 2,004 |
楽天証券 | 103 | 64 | 0 | 167 | 2,004 |
イオン銀行 | 103 | 64 | 0 | 167 | 2,004 |
マネックス証券 | 103 | 64 | 0 | 167 | 2,004 |
大和証券 | 103 | 64 | 0 | 167 | 2,004 |
今回選んだ会社は、口座管理料が全部無料なので、投資信託の量や質で選ぶのがおすすめですよ!!
iDeCoのよくあるQ&A
iDeCoとつみたてNISAは何が違うの?
詳しく説明すると難しいしややこしいのですが、簡単にいうと、iDeCoは年金で積立NISAは投資信託だけどいつでも解約できる制度です。どちらも掛け金などが非課税で節税しながら資産運用ができるものです。
厳密にいうと相違点が結構あるので気になる方は調べてみて下さい。
iDeCoのデメリットは?
掛け金に上限があること、60歳まで引き出せないこと、投資信託にまつわるリスク(金利リスクなど)があります。
ただ、老後のために貯金を行うなら、iDeCoを利用した方が節税できるのでお得な制度だと思いますよ。
iDeCoの注意点は?
iDeCoは資産を運用していく商品なので、運用期間中は元本割れを起こして損が出ることがあります。
また、投資信託の手数料があるため、闇雲に全部に投資するというのもおすすめできません。
例えばですが、上記のランキングを見て、SBIとマネックス両方の証券会社でiDeCo運用することはできません。金融機関は1つだけ選択するようにしましょう。
iDeCoを使って見たいけれど、気になることがたくさんある!という場合はFPの方に相談することをおすすめします。
さあ、iDeCoをはじめよう!
iDeCoをここまで比較してみて早速始めてみたくなったのではないでしょうか?
今回紹介した金融機関は口座管理料がかからないものばかりをチョイスしたのでこちらから選ぶのがおすすめですが、大手の銀行や保険会社、証券会社でiDeCoを取り扱っているので、自分が普段利用している銀行でもiDeCoがないか確認してみてもいいと思いますよ。
もし気になることがあったら、調べるだけではなく対面型の金融機関や、ファイナンシャルプランナーに相談するのがおすすめです。
より良い老後資金が構築できるといいですね!
画像出典: ideco公式サイト
※作成日10月26日
※作成日の関係上、内容が異なるケースがあります。詳しくは公式ページをご確認ください。