いつもの食事から日用品まで、あらゆるものが揃っていて便利なコンビニエンスストア。少しでも安く買い物が出来たらもっと便利になりますよね。
今回は、全国にチェーン展開しているコンビニ、ローソンでのお得な支払い方について解説します。いつでも使える方法から、期間限定のやり方まで紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ローソンで得するには?
ローソンでお得に買い物するには下記の3つの方法があります。
- ポイント
- クレジットカード
- バーコード決済(いわゆる「なんとかペイ」)
それぞれ、お得になるパーセンテージや条件が違います。たとえば、dカードで月に30,000円分を支払ったとしたら、3%off+1%ポイント還元+1%ポイント還元+2%増税ポイント還元と、合計して7%の還元が受けられます。
月30,000円の7%となれば2,100円分がポイントになったり、支払いが安くなる計算です。理論上ではありますが、年間だと25,000円以上の節約に繋がります。
このように、現金以外の支払方法を使えば、節約に繋がります。ここではローソンのお得になる3つの支払い方法について順番に解説します。
増税ポイント還元については、こちらの記事で詳しく解説しています。
【関連記事】増税ポイント還元でお得な「ペイ」を比較!キャッシュレスで実質減税に
ローソンのポイントでお得にしよう
ローソンでは2種類のポイントカードが使えます。
- Pontaカード:「ロイヤリティ・マーケティング」が発行しているポイントカード。100円で1ポイント付与。
- dポイント:「NTTドコモ」が発行しているポイントカード。100円で1ポイント付与。
どちらもローソンでの買い物で100円に付き1ポイントがもらえます。貯まったポイントは1ポイント=1円として使え、ローソンのほか、マクドナルド(dポイント)やゲオ(Ponta)などの加盟店での支払いに使えます。
Pontaポイント・dポイントには別の使い道があり、おすすめなのがローソンの「お試し引換券」です。
クレジットカードの還元でお得にしよう
ローソンではVISAカードやMastercard、JCBカードなど各種クレジットカードが利用できます。1万円以下の買い物ならサインレス・暗証番号不要で決済できるので、スピーディーに買い物が終わります。クレジットカードの決済時には、クレジットカード会社が定めたポイントが付与され、dカードや三井住友カードなど、特定のクレジットカードを利用した場合は、さらに多くの還元やポイントをもらえます。
クレジットカードの支払い時にポイントカードを併用することも可能なので、クレジットカードのポイントとポイントカードのポイントが両方貯まるのも、利用者としては嬉しいメリットです。
また、ローソンでは2020年6月まで増税に伴うキャッシュレスポイント還元を実施しており、期間内なら購入金額から2%が還元されます。上記のクレジットカードと合わせて使えば、最大で7%まで還元されます。
2020年6月まではカードのポイントと2%還元の両方が付くと覚えておきましょう。
バーコード決済(ペイ)でお得にしよう
ローソンで使えるバーコード決済(ペイ)は下記のようになっています。
- 支付宝(Alipay)
- LINE Pay
- 楽天ペイ
- d払い
- Origami Pay
- PayPay
- QUOカードPay
- WeChatPay
- メルペイ
- auPAY
- NAVER Pay
いくつもの決済方法がありますが、特定のバーコード決済(ペイ)を使ったからローソン側でお得になるキャンペーンはありません。
ただし、バーコード決済(ペイ)側で独自のキャンペーンを開催している場合があります。各種バーコード決済(ペイ)のキャンペーンとキャッシュ2%還元を組み合わせると、お得になる可能性があります。
また、バーコード決済(ペイ)は、クレジットカードのポイントとバーコード決済(ペイ)ポイントを2重に手に入れられます。
たとえば、d払いは100円ごとに0.5%のポイントが付与されます。d払いの支払いにクレジットカードを紐付すれば、d払いのポイントとは別にクレジットカードのポイントも受け取れます。
さらに決済前にPontaカードやdカードを提示すれば、ポイントカードにもポイントが付与されるため、合計で3種類のポイントが獲得できます。
- バーコード決済(ペイ)のポイント
- バーコード決済(ペイ)と紐づけたクレジットカードのポイント
- Pontaカードかdカードのポイント
バーコード決済(ペイ)のポイント2重取りはローソン以外のお店でも通用するので、気になる方はバーコード決済(ペイ)を検討してみましょう。
どの支払方法が1番お得なのか
ここまで、ポイント・クレジットカード・バーコード決済(ペイ)の仕組みを説明しました。これらの方法の中で、どの方法がお得なのかというと、還元率やキャンペーンを無視すればバーコード決済(ペイ)がお得になります。
単純に、バーコード決済(ペイ)のポイント・紐付したクレジットカードのポイント・併用したポイントカードのポイント、と3種類のポイントが獲得できる分、他の支払方法よりもお得です。
しかし、還元率やキャンペーンなどを含めるとバーコード決済(ペイ)よりもお得な支払方法が複数あります。それらを次の項目で紹介します。
ローソンでいつでもお得な決済方法3選
ここでは、ローソンの買い物がお得になる決済方法を3つ紹介します。還元率はそれほど高くありませんが、長い期間通用する方法となります。
【7%還元】クレジットカード「dカード」「dカードGOLD」
ローソンでお得に買い物するならNTTドコモが発行する「dカード」や「dカードゴールド」がおすすめです。
dカードを使うと支払額が3%off+1%の通常ポイント+1%の決済ポイントが付与されます。トータルで5%の還元が必ず発生します。加えて、2020年6月まではキャッシュレス2%還元もあり、合計すれば7%の還元が約束されます。
dカードに貯まったポイントは普段の買い物やドコモのケータイ料金、豪華賞品との交換などに利用できます。
【6%還元】バーコード決済「Origami」×Kyash×クレジットカード
バーコード決済(ペイ)の「Origami」とバーチャルVISAカードアプリ「Kyash」と還元率1%のクレジットカードを使うと、最大で3%の還元になります。
さらに、ローソンで使用すれば通常のポイントに加えて、キャッシュレス2%還元も受け取れ、合計で6%の還元になります。
手順と還元の仕組みは下記のようになっています。
- 還元率1%のクレジットカードでKyashにチャージ(1%還元)
- Origamiの支払元にKyashを指定(1%還元)
- Origamiで支払い(1%還元)
- 支払い時にPontaカードかdカードを提示(1%還元)
- 2020年6月まではキャッシュレス還元(2%還元)
事前に準備が必要ですが、6%の還元は魅力的です。Origamiも加盟店が増えていき、2%還元や10%還元など独自のキャンペーンを展開しています。
ただし、この方法には還元率1%以上のクレジットカードが必要になります。還元率1%のクレジットカードで、入会のハードルが低い楽天カードやリクルートカードがおすすめです。
【6%還元】クレジットカード「ローソンpontaプラス」
ローソンpontaプラスはPontaカードにクレジットカード機能が付いた、新しいクレジットカードです。年会費無料で、ローソンでの買い物がいつでも4%還元となります。
キャッシュレス2%還元と合わせれば6%還元となりますが、ローソン以外での買い物では特典やキャンペーンがあまりありません。
Pontaポイントにこだわらないならdカードの方が使い道や特典が充実しています。
今だけ使えるお得な決済方法3選
ここでは、今の期間だけ使えるお得な決済方法を3つ紹介します。
どれも還元率が非常に高い方法になりますが、期間限定キャンペーンなどを組み合わせているため、使える期間が短かったり、方法が複雑となっていますので注意してください。
【33%還元】JCBカードW
JCBカードWは年会費無料・web入会限定のクレジットカードです。最大の特徴が高いポイント還元率になります。
JCBカードWでは、2019年12月31日まで新規入会者限定でポイント10倍キャンペーンをしています。加えて、支払方法をスマリボに指定すると倍率がアップします。
- 通常ポイント(1倍)
- JCBカードWボーナスポイント(1倍)
- 新規入会限定ボーナスポイント(2倍~8倍)
- スマリボ登録&利用(10倍)
- スマリボ特典(1倍)
これでポイントが合計で21倍となり、還元率は約10%となります。
2019年12月15日までJCBでは、ApplePayまたはGooglePlayの利用で20%(最大10,000円)がキャッシュバックされるキャンペーンを開催中。キャッシュレス還元とポイントカードの合計3%還元と、上記2つのキャンペーンを合計すれば、最大で33%還元が可能となっています。
- 新規入会者限定約10%還元キャンペーン
- スマホ決済で20%還元キャンペーン
- キャッシュレス2%還元
- ポイントカード1%還元
他にもJCBでは様々な特典やキャンペーンが開催中です
- JCBカードの新規入会限定最大14,000円プレゼント
- 抽選で利用金額の最大60%キャッシュバック
これらのキャンペーンはJCBカードW以外にも、JCB(一般カード)やANAカード(JCB)など対象となっています。
上記の「スマホ決済でキャッシュバック」は、カードごとに上限1万円まで受け取れます。このように、キャンペーンのなかにはカードごとに参加できる場合があるので、新規入会特典と一緒に新しいJCBカードを発行するのも1つの手です。
【24.5%還元】三井住友カード
三井住友カードは新規入会者に20%のキャッシュバック(最大12,000円まで)のキャンペーンを開催しています。
三井住友カードはコンビニでの支払いがいつでも2.5%還元となるため、上記のキャンペーンとキャッシュレス還元を合わせれば最大で24.5%の還元が受け取れます。
- 新規入会者に20%のキャッシュバック
- 三井住友カードはコンビニで2.5%還元
- キャッシュレス2%還元
他にもApplePayまたはGooglePlayの新規設定で2,000円分の代金が無料になったり、抽選で100,000円の買い物が無料になるなどのキャンペーンを開催中。
12,000の還元はあっという間に到達してしまうので、ローソンの支払いはQUICPayを活用し、三井住友カードはQUICPayが使えない他のお店での支払いに使うという方法もあります。
【7%還元】楽天ペイ×楽天カード
楽天カードを日頃から使っている方は、楽天ペイと楽天カードを組み合わせれば最大で7%の還元が得られます。
- 楽天ペイのキャンペーンで5%還元(増税ポイント還元2%を含む)
- 楽天ペイの基本ポイント1%
- 楽天カード利用ポイント1%
楽天ペイを利用して多く貯めたポイントは、日常の買い物や楽天の支払いなどに使えます。その際、対象店舗で楽天ポイントを使った場合でも、5%還元を受けられます。
楽天ペイの5%還元は2019年12月2日までとなっています。キャンペーン終了後は第2弾が予定されていますが、10月時点では不明のため、今の内にキャンペーンを利用してみましょう。
まとめ:日常の買い物はクレジットカードや「ペイ」を使って節約しよう!
今の時代、お金を現金で使ってもメリットは少ないです。
政府のキャッシュレス還元政策や各種バーコード決済(ペイ)のキャンペーンなど、お金をバーコード決済(ペイ)や電子決済、クレジットカードを介して使用する方がお得になる時代へと変わりました。
今回紹介したJCBカードWや三井住友カードのように、期間限定キャンペーンを開催しているカードや、ポイント還元率が1%を越えて入会しやすい楽天カードなどを持っていると、お得になりやすいです。
日常の買い物や公共料金の支払いなどをクレジットカードやバーコード決済(ペイ)を使って、スマートに節約をしましょう。