【2019年7月最新】ビットコイン取引所・販売所おすすめ7選【手数料で比較！】

この記事では、ビットコインを購入できる仮想通貨取引所や販売所を手数料中心で比較します。

その他にも、取引所や販売所の違いや、ビットコインを購入する方法など、仮想通貨を売買する上での必要最低限の知識もご紹介しています。

ビットコインに興味がある方の仮想通貨取引所・販売所選びの一助となれば幸いです。

ビットコインの買い方

ビットコインを購入する方法は、取引所か販売所に登録する必要があります。どちらもメリット・デメリットはあります。自分のライフスタイルや資金と相談してどちらにするのか選びましょう。

取引所と販売所の違いとは？

取引所と販売所の違いはビットコインを誰から購入するかになります。取引所でビットコインの売買をしているのは貴方と同じ利用者になります。一方で販売所は、運営会社が所有しているビットコインを購入する事になります。

• 取引所…利用者同士で売買する。価格・枚数は利用者が決定する。
• 販売所…利用者は運営会社を相手に売買する。枚数は利用者が決定するが、価格は親会社が決定する。

【買い方①】取引所でビットコインを購入

取引所に専用の口座を開設し、入金したら取引が始められます。取引所の場合はビットコインのチャートを見て、利用者が自分の持っているビットコインの数量・価格を自由に決定して売りに出しています。

購入する側は希望の数量と枚数を入力し、どちらの条件も満たせば購入できます。この方法を指値注文と呼び、仮想通貨を購入する時の基本的な注文方法になります。

【買い方②】販売所でビットコインを購入

販売所に専用の口座を開設し、入金したら取引が始められます。販売所の場合はビットコインのチャートに対して、販売所の手数料が加わった価格で販売されています。

購入する側は価格の変動を見ながら、自分の欲しいと思った価格の時に欲しい数量を注文します。これを成行注文と呼び、すぐにでも仮想通貨が欲しい時に役立つ注文方法になります。

取引所と販売所のどちらで購入するべきなのか？

販売所は手数料が加わるため、取引所で購入するよりも価格が高くなってしまいます。一方で販売所は成行注文が可能なため、取引所に比べて注文が確定しやすいというメリットがあります。

もし、仮想通貨の売買による利益を目的とした取引を考えているなら、取引所の方が利益は出やすいです。一方で仮想通貨を保有したら、長期間寝かせる事を考えているなら販売所の方が目的に合っています。自分の投資プランにあった方を選びましょう。

【取引目的別】ビットコイン取引所・販売所の選び方(比較方法)

ビットコインの取引は2種類あります。1つは実際にビットコインを売買する現物取引です。もう1つがビットコインを実際に売買するのではなく、売買したと仮定して差額のみに注目するFX取引になります。

現物取引をお考えの方

現物取引は失敗しても投資した資金以上の損失は出ません。そのため、取引所・販売所を選ぶ時のポイントは3つだけになります。

現物取引手数料

現物取引の場合、まずはビットコインを購入する所から始めなくてはいけません。取引所・販売所によって売買手数料や入出金時の手数料が違ってきます。仮に、ビットコインを長期保有するにしても、短期のトレードを考えていても、売買手数料が安ければトータルでの利益が増えます。

また一部の取引所・販売所では取引手数料がマイナスの場合があります。取引手数料がマイナスだと取引した時に手数料を貰えるため、お得に利用できます。

取引量

現物取引はビットコインが場に無ければ取引が成立しません。取引量が多いほど取引は成立しやすくなります。一方で新規参入したばかりの取引所・販売所は取引量が少ないため、売買がスムーズに成立しない場合があります。取引量の少ない取引所・販売所では、急な価格の変動に対応できず、予想できなかった損失を被る羽目になるかもしれません。

預入・払出手数料

預入・払出手数料とは、ビットコインを始めとした仮想通貨を別の口座に移す時の手数料になります。取引所・販売所によっては日本円で購入できない場合があるので、日本円で購入できる取引所・販売所で購入してから送金する必要があります。その際に手数料が掛かってしまう取引所・販売所はなるべく避けましょう。

補償サービス

ビットコインに限らず、仮想通貨は盗難されるリスクにさらされています。取引所・販売所から盗難されたというニュースを聞いた事があるかもしれません。

取引所・販売所によっては盗難に対して補償サービスを行う場合があります。自分の大切な資産を預けるのです。もしもの事態を想定して、サービスの良い取引所・販売所を利用しましょう。

FX取引をお考えの方

FX取引は自分の持っている資金以上で取引ができるため、損失が資金を上回る可能性が十分考えられます。そのため、取引所・販売所を選ぶ時のポイントが7つあります。

FX取引手数料

現物取引同様、売買時にかかる売買手数料や入出金の手数料が発生します。FX取引は長期保有ができないため、短期間でトレードを繰り返す事になります。売買手数料が高い取引所・販売所を使うと、トータルでの利益が少なくなってしまいます。

取引量

現物取引同様、取引量が少ない取引所・販売所だと注文が成立しにくいです。FX取引は現物取引よりも売買のタイミングが重要になるため、売買が成立しやすい取引所・販売所を選びましょう。

レバレッジ

レバレッジとは自分の資金が少なくても、大きな資金として投資が出来るシステムになります。

例えば、レバレッジが4倍の取引所・販売所だと、資金が10万円しか無くても、40万円あるとして取引が行えます。レバレッジが高く設定できる取引所・販売所だと、より多くの資金があるとして取引が行えますが、失敗した時の損失も大きくなるので注意しましょう。

ポジション管理料

ビットコインFXの場合、取引所・販売所によっては保有していると手数料が発生します。日をまたいでビットコインを保有していると、1日あたり決められた手数料が引かれてしまいます。そのため、ビットコインFXの取引はその日のうちに終わらせるのが理想的です。

日本円が使えるかどうか

取引所・販売所の中には仮想通貨での売買しか認めない所もあります。その場合は日本円でビットコインを購入できる取引所・販売所で購入してから、ビットコインを送金します。この際、送金手数料が発生してしまうのが悩ましい所です。日本円が使えないと、資金を追加する時にもひと手間掛かってしまうので、きちんと確認すべきポイントになります。

口座開設時のボーナス

取引所・販売所によっては口座開設時にボーナスやキャッシュバック等のキャンペーンを行っています。少しでもお得に始めるなら、これらのサービスの有無を確認しましょう。

ビットコイン取引所・販売所おすすめ7選【手数料で比較！】

おすすめのビットコイン取引所・販売所の比較一覧

※表は横にスクロールできます

1位：GMOコイン

GMOコインは国内だと大手仮想通貨取引所・販売所になります。GMOインターネットグループで培われたノウハウを生かしたセキュリティ対策は、他の取引所・販売所に比べても頭一つ抜けています。

今回紹介している取引所・販売所の中ではレバレッジが最大10倍までとなっており、より少ない資金でも他の取引所・販売所と同じように取引ができます。FX専用アプリのビットレ君は、スマートフォンでもスピーディーかつ本格的な取引ができます。ビットコインFX取引を考えているならGMOコインがおすすめになります。

GMOコイン
公式サイトを見る

2位：DMM Bitcoin

有名芸能人のCMでお馴染のDMM Bitocoinは国内でも有数の取引所・販売所になります。特にセキュリティ体制が厳重で、不正な取引を24時間体制で監視し、私的な流用が起きないように取引を毎営業日ごとにチェックしているという徹底ぶりです。

スマートフォン版取引アプリは昨日が豊富なため非常に使いやすいという声が多いです。2段階承認には指紋・声・顔認証のどれかを設定できるため、スマホを落としたとしても安心できます。現物取引とFX取引のどちらにも向いている取引所・販売所です。

DMM Bitcoin
公式サイトを見る

3位：Liquid

Liquidは勢いのある取引所になります。日本での知名度はそれほど高くありませんが、アジア圏では最大規模の取引所となっており、2019年末には銀行免許を取得しようと動いています。

取引に関する手数料はほとんど無料ですが、出金手数料だけが500円発生するのがデメリットになります。ビットコインを含めて全部で5種類の仮想通貨を取り扱い、法定通貨は日本円を含めて9種類も扱っています。独自の仮想通貨QASHトークンを発行しており、将来的にはトークンを保有者に利息収入が発生したりする可能性があります。

FX取引と現物取引のどちらにもおすすめな取引所になります。

Liquid
公式サイトを見る

4位：Coincheck

Coincheckは国内仮想通貨取引所の中でも登録者が多い事で有名です。仮想通貨流出事件があった事でセキュリティが不安視されますが、逆に事件があったからこそセキュリティが向上したという見方もあります。

最大の特徴はスマホアプリが見やすいという点にあります。他のアプリに比べればチャートのUIがシンプルな設計となっており、スマートフォンの小さな画面でも分かりやすくなっています。Coincheckで取引していなくても、チャートを見るのに便利だと多くの人がダウンロードしています。

ただし、取引所として使用するには入出金手数料が有料だったり、FX手数料が発生するなど難点があります。

Coincheck
公式サイトを見る

5位：DeCurret

DeCurretは2019年4月にスタートしたばかりの仮想通貨販売所になります。新設の販売所ですが、大手企業が出資しているだけあってセキュリティが高いのが魅力です。

スマホアプリが配信されており、見やすいUIのため仮想通貨が初めての方でも安心して扱えます。アプリ内で2段階認証を行っているため高いセキュリティ態勢を保持しつつ、スムーズな操作を両立しているのも評価が高いです。

記事執筆時点ではDeCurretはビットコインFXに対応していません。そのため、現物取引しかできないのが残念です。

DeCurret
公式サイトを見る

6位：bitbank

bitbankは取引量が国内1位の取引所です。世界では8位とトップクラスに位置しており、参加者が多いため、注文が成立しやすいという特徴があります。

第三者機関からのセキュリティ評価も非常に高く、2018年度国内1位と評価されました。アプリも使いやすく、なおかつ安定性が高い事から多くのユーザーを満足させています。

どの項目も非常に優秀な取引所なのですが、2019年4月にビットコインFXが終了してしまいました。同時に現物取引手数料が無料だったのを有料に切り替えたりと、サービス内容が変わってきた事でユーザーから不満の声が上がっています。

bitbank
公式サイトを見る

7位：BIT POINT

BIT POINTは2016年から始まった取引所です。取引手数料が無料の他、即時入金手数料や預入・払出手数料、口座管理料など多くの手数料が無料となっているのがポイントです。

ポジション管理料が0.035%と他の取引所に比べて安いのも魅力です。現物取引にも十分向いていますが、FX取引が始めやすい取引所といえます。

またツールが豊富なのも特徴です。パソコン用のツール、BITPoint ADVANCEを始めスマートフォン用アプリなどが豊富。どれも見やすいUIとなっており、人気の高い理由となっています。電話サポートも充実しており、コストを安くしたい人におすすめの取引所です。

BITPoint
公式サイトを見る

ビットコインの今後は？

最後に、ビットコインの今後の展望をご紹介させて頂きます。

ビットコインは発行枚数が定まっている

ビットコインは円やドルと違い、発行枚数に上限があります。国が管理する通貨と違うため、誰かの判断で枚数を増やすという事が出来ないのです。

ビットコインはデータだから、好きなだけ増やせると思われるかもしれませんが、それを行えば誰でもビットコインを持ててしまうため、価値は一気に下落します。数が定まっているからこそ希少価値が保たれるのです。

ビットコインの発行枚数は2100万枚と定められています。2100万枚に到達するのは2140年とされていますが、99%は2033年までに発行されます。1%を107年かけて発行する事になります。

14年後にはビットコインを販売所から何時でも購入するのが難しくなるかもしれません。いつでも購入できないとなれば、ビットコインの価値が高くなります。その時まで長期保有するのも1つの手です。

法律が整備され大手企業が参入

2019年に入り仮想通貨を取り巻く法律や制度が厳格化され、業界全体の質が向上して来ました。例えば、2018年に仮想通貨流出事件を引き起こしたCoincheckは大手証券会社の傘下になった事で、みなし業者から仮想柄交換業者として正式に認可されました。

SNSツールとして有名なLINEや楽天などの企業も仮想通貨事業に参加を表明しています。法律や制度が整備されつつあるため、大手企業が参加しやすくなったのです。誰もが知っている大手企業が仮想通貨に参加すれば、一般への知名度と信頼性が高まり、仮想通貨市場全体が好調へと変化します。

実際に、2018年から下落傾向にあったビットコイン相場は2019年5月ごろから上昇傾向に切り替わりました。これらの要因として、大企業が仮想通貨に参入するようになった事が上げられます。

安全性が不安視される

一方でネガティブなニュースもあります。法律や制度が整っても、仮想通貨を扱う業者に不備があれば、預けていた資産が一瞬で消えてしまう恐れがあります。

カナダの仮想通貨取引所では取引を管理していた前CEOが急死したため、パスワードが分からなくなり約209億円が引き出せなくなってしまいました。その後、4月に破産宣告をした際に管理していた前CEOは顧客のビットコインを私的に流用していたのが明らかとなりました。

ビットコインは基軸通貨（円やドル）と違い、中央で取引情報を一括管理していません。そのため、中央集権型の経済からは嫌われており、トランプ大統領は仮想通貨に対して批判的な意見を述べています。もし、アメリカで仮想通貨に関する規制が強化されれば、市場が不安感から暴落する危険性もあります。

ビットコイン取引所・販売所に関するまとめ

以上がビットコインの取引所・販売所に関するまとめになります。取引所・販売所を選ぶ時は、取引手数料・レバレッジ率・キャンペーンなどを比較して選びましょう。