全額自己負担で高額になりがちなペットの医療費。ペット保険に加入しておけば、いざというときにも安心です。
今回は、猫2匹と一緒に暮らして「ペット保険に加入しておけばよかった…!」と激しく後悔した私が、自分の体験と口コミをもとにおすすめペット保険をランキング形式で紹介!
ペット保険のおすすめの選び方から、犬猫はもちろん、うさぎなどの小動物も入れる保険、安い保険もまとめました。
目次
ペット保険のおすすめな選び方3つ
ペット保険は、商品によって補償内容や加入条件がさまざまです。
まずは、飼っているペットの特性や年齢などに合わせた、おすすめの選び方を紹介します。
1. ペット保険の加入条件で選ぶ
ペット保険は、商品ごとに加入条件が違います。
飼っているペットの年齢や健康状態など、加入条件を確認したうえで検討しましょう。
主な加入条件は、下記の3つです。
- 年齢制限…生後30日未満や10歳以上の高齢では加入できない可能性あり
- 健康状態…加入時点で治療中の病気やケガがある場合は加入が難しい
- ペットの種類…犬・猫以外のペットの取り扱いがない場合あり
2. かかる確率の高い病気やケガで選ぶ
ペットの種類によっては、かかりやすい病気やケガに特性があります。さらに犬や猫の場合、犬種や猫種によってもさまざま。
すべての病気やケガを補償するものではないため、飼っているペットが疾患する可能性の高い病気やケガが、補償の対象に含まれているのかも重要なポイントです。
事前にペットがかかりやすい病気やケガの特性を知ることで、通院のみの補償でよいのか、手術や入院の補償が必要になるのかといった判断もできます。
個々に合わせた補償内容を選ぶために、そういった病気やケガの特性を調べておくのがおすすめです。
3. 保険金の請求方法で選ぶ
3つ目のポイントは、保険金の請求方法です。
ペット保険には主に2つの請求方法があります。
- 窓口請求…診察を受けその場で保険適用ができる
- 後日請求…一度全額を支払い、後日保険会社に請求する
急な手術や入院が必要となった場合には、10万円以上のまとまったお金が必要となることも。
そんなとき、その場で保険が適用できる窓口請求であれば、経済的な負担も減って安心です。
ただ、窓口請求ができるペット保険は少なく、保険料は比較的高め。一方で後日請求のペット保険は、種類も豊富で保険料も安いといった面があります。
貯蓄額や経済状況に合わせて、請求方法を選ぶようにしましょう。
ちなみに、私の飼っていた老猫は、保険加入を検討した時点で年齢制限を超えており、保険加入ができませんでした。
老猫はある日突然発作を起こし、治療費が10万円、それプラスで入院費用、その後亡くなったことで葬祭費用もかかり、合計20万円程度かかりました…。
保険は大事です!
【徹底比較】おすすめのペット保険ランキング5選
それでは、厳選したペット保険のおすすめランキングを1位から紹介します。補償内容や料金なども、比較表で徹底的にまとめました!
1位:PS保険(ペットメディカルサポート)
免責金額なしの100%の補償も選択できるのが特徴です。
補償対象となる疾患も広く、「がん・椎間板ヘルニア・膝蓋骨脱臼(パテラ)・歯科治療」も補償の対象となります。
また、特約で葬祭費用の補償をセットすることも可能。
保険料は若干高めですが、補償内容やサービスが充実しています。
年中無休の電話サポートサービスでは、健康面はもちろん、しつけの相談まで受けつけてくれますよ。
フリーペット保険(FPC)
「基本の補償内容を充実させて、できるだけ保険料を抑えたい」というバランス型を希望の人におすすめです。
特約やその他のサービスこそありませんが、基本補償が充実しています。
特に入院補償が厚くなっており、日数制限がありません。1回の入院で125,000円までの補償を年3回まで受けることが可能です。
また、補償割合を50%と70%で選択できるため、保険料を抑えたい場合は50%にするといった調整もできます。
うちの子(アイペット損保)
今回のランキングで唯一、窓口清算が可能なペット保険です。
後日清算と違いその場で保険適用となるため、支払いも面倒な請求手続きも発生しません。
また、加入年齢条件が0歳~12歳11か月までと、他のペット保険と比べて広くなっています。
保険料は比較的高めですが、割引制度があるのが嬉しいところ。
2頭以上の加入で割引される多頭割や、無事故割引といった割引があります。
プランは50%割合と70%割合の2種類から選べ、補償金額は最大で122.4万円までという多さも魅力。
楽天ペット保険
「保険料を安く抑えたい、インターネットでお得に申し込みたい」といった人におすすめの保険です。
楽天ペット保険の魅力は、なんといってもその安さ。
小型犬なら570円から、猫であれば460円から加入が可能なペット保険です。
また、インターネットからの申し込み限定で、保険料を抑えつつも充実した補償プランを選択できます。
支払い限度回数や日額制限がなく、補償金額70万円までであれば、何度でもいくらでも無制限で補償を受け取れるのも嬉しいですね。
ペット保険(プリズムコール)
犬や猫はもちろん、鳥やハムスター、カメといった動物まで加入可能なペット保険です。安定してトータルでの補償を受けたい人におすすめ。
通院などの基本補償から亡くなった後の葬祭費用などが補償範囲に組み込まれており、トータルでの補償が充実しています。また、年齢による保険料の変動がありません。
プランによって保険料が変わりますが、割引を利用することで保険料を節約することもできます。
ペット保険のおすすめ比較表
支払 限度額 |
補償 割合 |
保険料 | 特徴 | |
PS保険(ペットメディカルサポート) | 下記合計で110万円まで ・通院:20万円まで ・入院:60万円まで ・手術:20万円まで ・車イス:10万円まで |
50%・70%・100% | 小型犬:1,430円~ 猫 :1,360円~ |
軽めの通院や治療でも補償される! |
フリーペット保険(FPC) | 85万円まで | 50%・70% | 小型犬:1,590円~ 猫 :1,590円~ |
補償内容と保険料のバランスが◎! |
うちの子(アイペット損保) | プランにより変動 50%プラン:72.8万円まで 70%プラン:122.4万円まで |
50%・70% | 小型犬:2,270円~ 猫 :2,400円~ |
窓口清算OK・高齢OK |
楽天ペット保険 | プランにより変動 ・70万円まで ・手術のみ100万円まで |
70%・80% | 小型犬:570円~ 猫 :460円~ |
支払限度回数無制限も選択可能! |
ペット保険(プリズムコール) | プランにより変動 最大147万円まで ※犬・猫の場合 |
100% | 小型犬:1,980円~ 猫 :1,620円~ |
犬猫以外の動物でも加入OK! |
ペット保険Q&A
Q:ペット保険の主な保障内容は?
基本の補償内容として一般的なものは下記3点です。
- 通院費用補償…日額制限や金額制限がある場合が多い
- 入院費用補償…日額いくらまでといった制限のある場合が多い
- 手術費用補償…手術1回についての費用を補償。年2回までが一般的
通院のみ、手術のみといったように、この3点のうち必要な補償だけを選択できる商品もあります。
基本補償を減らすことで、保険料を抑えることが可能です。
Q:安いおすすめのペット保険は?
SBIいきいき少短のペット保険がおすすめです。
保険料の安さで選ぶなら楽天のペット保険ですが、最安のプランでは手術、または手術を含む入院のみしか補償されません。
その点、SBIいきいき少短のペット保険は、通院・入院・手術の基本補償がつきます。
ただし、「責任開始日から1か月以内の病気は補償されない」などの条件もあるため、内容をよく確認したうえでの契約が必要です。
Q:ペット保険は入るべき?
経済的な不安がない場合を除いて、ペット保険の加入をおすすめします。
医療技術の進歩や住環境の改善により、人と同じようにペットも長生きをするようになりました。
しかしその反面で、高齢になるほど病気やけがのリスクは高まり、治療費用も高額化する傾向にあります。
ペット保険に加入していれば、万が一の場合にも経済面の負担を軽減することが可能です。
かわいい家族同然のペットには、最期まで健やかに過ごしてもらいたいものですよね。
ペット保険の賠償責任特約は必要?
賠償責任特約は、必ずしも必要な特約ではありません。
加入中の火災保険や、自動車保険で個人賠償責任補償がついていれば不要です。
一度、保険内容を確認してみましょう。
ペット保険のおすすめまとめ
ペット保険のおすすめの選び方から、ペット保険商品のランキングまでを紹介しました。
無邪気で愛くるしい表情で癒してくれる動物たちと、いつまでも健やかに過ごしてくださいね。