グラフィックボード(グラボ)はPCでゲームや動画編集をするときに重要になるパーツ。
グラボ選びを間違えると、やりたいゲームが快適にできなかったり、動画編集で膨大な時間がかかったりします。そこで今回はおすすめのグラフィックボード比較や正しい選び方の紹介をしていきます!
1位 | 1660 TI GAMING X 6G |
![]() 37,412円
フルHD最高画質でプレイするならこのグラボ! グラボ:NVIDIA GeForce GTX1660Ti メーカー:MSI ベンチマーク:16,000 |
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2位 | ROG-STRIX-RX570-O4G-GAMING |
![]() 21,741円 |
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3位 | GT1030-SL-2G-BRK |
![]() 9,180円 |
1位 | GT1030-SL-2G-BRK |
![]() 9,180円 |
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2位 | GFGTX1050Ti-4GBOC/SF |
![]() 16,954円 |
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3位 | ROG-STRIX-RX570-O4G-GAMING |
![]() 21,741円 |
1位 | ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMING |
![]() 62,945円 |
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2位 | ROG-STRIX-RTX2060-O6G-GAMING |
![]() 48,880円 |
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3位 | 1660 TI GAMING X 6G |
![]() 37,412円
フルHD最高画質でプレイするならこのグラボ! グラボ:NVIDIA GeForce GTX1660Ti メーカー:MSI ベンチマーク:16,000 |
- グラボの正体と重要性
- グラフィックボードの選び方
- おすすめのグラフィックボード

業界最大手のパソコンショップでPC本体やパーツの販売、PCのトラブルや悩み相談のサポート担当。用途や予算を参考に満足できるPC選びのお手伝いをしています。
おすすめグラフィックボード性能比較表
それではオススメのグラフィックボードをご紹介。
ここではゲーム用のグラフィックボードをベンチマーク・価格・コスパ(値段に対するベンチマークの高さ)で比較します!
グラボ | ベンチマーク(3DMark) | 参考価格 | コスパ | フルHD | WQHD | 4K |
---|---|---|---|---|---|---|
NVIDIA |
22400 | 58,000円 | 39点 | ● | ● | △ |
NVIDIA |
18300 | 43,000円 | 42点 | ● | ● | × |
NVIDIA |
16000 | 35,000円 | 46点 | ● | 〇 | × |
Radeon |
14150 | 24,000円 | 56点 | ● | △ | × |
Radeon |
12400 | 18,000円 | 69点 | 〇 | × | × |
NVIDIA |
7700 | 18,500円 | 42点 | 〇 | × | × |
NVIDIA |
3600 | 11,000円 | 33点 | △ | × | × |
●:60fps以上可能 〇:60fps可能 △:画質調整すれば60fps可能 ×:60fps厳
ベンチマークとは、グラフィックボードの性能をスコア(数字)で表示したもので、この数値が高いほど性能が高いということになります。
おすすめグラフィックボード比較7選!PCショップ店員厳選
NVIDIA GeForce GT 1030(参考価格:11,000円)

おすすめ用途:低負荷ゲーム・マルチモニター
メーカーによっては1万円以下で販売されています。
OverwatchやLeague of Legendsのような軽いゲームであれば問題ないですが、ゲームによっては設定を落としても60fpsを維持できない場合もあります。
低価格なグラボなので、液晶モニターを3画面以上で出力したい人におすすめです。
- メーカーによっては1万円以下で購入可能
- ゲームによっては60fpsでプレイ可能
- 低コストでマルチモニターを実現したい人におすすめ
- ファンレスモデルが存在する
- FPSなどの重いゲームだと設定を落としても60fpsが維持できず厳しい場面がある
GT 1030搭載のおすすめグラボ

商品名 | GT1030-SL-2G-BRK |
---|---|
メーカー | ASUS |
ファン数 | 0 |
出力 | HDMI×1,DVI-D×1 |
おすすめ |
ファンレスモデルなので静音性抜群のグラフィックボードになります。 少し重たいゲームなどプレイすると発熱が気になるので注意が必要です。 軽いゲームや、マルチモニター環境を構築したい人におすすめのグラフィックボードです。 |
NVIDIA GeForce GTX 1050 Ti(参考価格:18,500円)

おすすめ用途:フルHDゲーミング
高コストパフォーマンス、エントリーモデルで人気のあるGTX1050Tiだが、RX570の登場により少し落ち度。
フルHDゲーミングで、NVIDIAのグラボでプレイしたい人におすすめです。
- RX570には負けるが比較的高い高コストパフォーマンス
- 設定は必要だが60fpsであればフルHDでゲームプレイ可能
- RX570の存在により若干負い目がある
- ゲームによっては60fpsを維持することが厳しい可能性もあるため、要設定
GTX 1050 Ti搭載のおすすめグラボ

商品名 | GFGTX1050Ti-4GBOC/SF |
---|---|
メーカー | 玄人志向 |
ファン数 | 1 |
出力 | DisplayPort×1,HDMI×1,DVI-D×1 |
おすすめ |
コスパや低コストを重視したいけど、NVIDIAのグラフィックボードを使いたいという人におすすめの玄人志向モデルです。 価格ではコスパ最強グラボのRX 570に引きを取らない価格になっています。 また、このグラボはRX570と比べて外部電源を必要としないのも魅力の一つになっています。 |
AMD Radeon RX 570 8GB(参考価格:18,000円)

おすすめ用途:フルHDゲーミング
今回おすすめしたグラフィックボードの中で圧倒的コストパフォーマンスを誇るグラフィックボードです。
性能としてはフルHDでゲームをするのであれば申し分ない性能を誇っています。
- 圧倒的高コストパフォーマンス
- 60fpsであればフルHDでゲームプレイ可能
- AMD独自機能Fluid Motionが使える
- 消費電力・発熱が共に大きい
- 60fps以上は厳しい
- ゲームによっては60fpsを維持することが厳しい可能性もあるため、要設定
RX 570搭載のおすすめグラボ

商品名 | ROG-STRIX-RX570-O4G-GAMING |
---|---|
メーカー | ASUS |
ファン数 | 2 |
出力 | DisplayPort×1,HDMI×1,DVI-D×2 |
おすすめ |
ファンの自動制御機能や、冷却機能も優秀なので静音性にも優れているグラフィックボードです。 オーバークロック仕様により高いパフォーマンスが期待できます。 |
AMD Radeon RX 580(参考価格:24,000円)

おすすめ用途:高fpsHDゲーミング
グラフィックボードで人気の高かったGeForce GTX1060 6GBと同等もしくはそれ以上の性能を持っているRX 580です。
価格面で1060を圧倒しており、とてもコスパのいい製品です。
フルHDで滑らかな映像でプレイされたい人におすすめのグラフィックボードです。
- ミドル帯で最も人気があったGTX1060 6GB以上の性能
- 高コストパフォーマンス
- AMD独自機能Fluid Motionが使える
- 消費電力・発熱が大きい
RX 580搭載のおすすめグラボ

商品名 | SA-RX580-8GD5N+001 |
---|---|
メーカー | SAPPHIRE |
ファン数 | 2 |
出力 | DisplayPort×2,HDMI×2,DVI-D×1 |
おすすめ |
Radeonと言えばSAPPHIREが有名です。 ファンチェック機能を強化していて、ファンに問題があった場合簡単にファンを取り外してメンテナンスができる設計をしてあります。 価格やメンテナンス性に優れているグラフィックボードです。 |
NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti(参考価格:35,000円)

おすすめ用途:フルHDで最高設定でプレイするならこのグラフィックボード
高解像度液晶を使わず、最高画質でゲームをプレイしたい人にダントツでおすすめのグラフィックボードです。
- フルHDであれば高画質・高fpsでプレイ可能
- コスパが高い
- WQHD以上の解像度は厳しい
GTX 1660 Ti搭載のおすすめグラボ

商品名 | 1660 TI GAMING X 6G |
---|---|
メーカー | MSI |
ファン数 | 2 |
出力 | DisplayPort×3,HDMI×1 |
おすすめ |
MSI GAMING Xシリーズのグラフィックボードは静音性や冷却性能に特化したグラフィックボードであると同時に、デザインにも特化したグラフィックボードです。 ブラックとメタルグレーの組み合わせに、上品なメタルバックプレートを組み合わせたとてもスタイリッシュなデザインのグラフィックボードです。 |
GTX 1660 Ti搭載のおすすめBTOゲーミングPC

メーカー | マウスコンピューター |
---|---|
商品名 | NEXTGEAR-MICRO im610GA1-TD(G-Tune) |
CPU | Core i7-8700 |
GPU | GeForce GTX 1660 Ti |
メモリ | 16GB |
記憶領域 | SSD:256GB |
価格 | 134,480円(税抜き) |
マザーボードは安価なチップセットB360を採用することによって、低価格化を実現していることもこのゲーミングPCの特徴になります。
ゲームはグラフィックにこだわりたい、性能と両立しながらできる限り安いゲーミングPCを買いたい人にはおすすめです。
NVIDIA GeForce RTX 2060(参考価格:43,000円)

おすすめ用途:WQHD解像度ゲーム・高fpsで滑らかなゲームプレイ
RTX2060なら4K以外のゲームを高fpsでプレイすることができます。
高リフレッシュレートに対応したゲーミングモニターを利用することで高fpsの滑らかなゲームプレイを実現することが可能です。
- フルHDでは100Hz以上のfps出力も可能
- WQHDでも60fpsでゲームがプレイ可能
- RTXシリーズなのでレイトレーシング機能を利用できる
- 高fpsが期待できるためゲーミングモニターを活かせる
- 4K出力は厳しい
- レイトレーシング機能に対応したゲームがまだ少ない
RTX 2060搭載のおすすめグラボ

商品名 | ROG-STRIX-RTX2060-O6G-GAMING |
---|---|
メーカー | ASUS |
ファン数 | 3 |
出力 | DisplayPort×2,HDMI×2 |
おすすめ |
ファンの数を3つ搭載しているため、高負荷な処理にも耐えられるグラフィックボードです。 AURASYNCに対応しているため、対応したマザーボードであれば様々な色に光らせることも可能です。 少し値段は高くなりますが、高性能なグラフィックボードが必要な人におすすめです。 |
RTX 2060搭載のおすすめBTOゲーミングPC

メーカー | ドスパラ |
---|---|
商品名 | GALLERIA ZV(ガレリア) |
CPU | Core i7-9700K |
GPU | GeForce RTX 2060 |
メモリ | 16GB |
記憶領域 | SSD:500GB |
価格 | 159,980円(税抜き) |
FPSをプレイする人におすすめなゲーミングPCです。
CoDなどのFPSをプレイするにはGPU性能とメモリ容量が重要です。
GeForce RTX2060でメモリが16GBあれば、ほとんどのFPSをプレイするうえで快適にプレイできる性能であるといっていいでしょう。
ゲーミングモニターも用意することで滑らかなゲーミング環境を実現可能です。
NVIDIA GeForce RTX 2070(参考価格:58,000円)

おすすめ用途:高スペック3Dゲーム・高リフレッシュレートゲーミングモニター・4Kゲーム
設定をすれば高解像度の4Kでゲームをプレイすることも可能な超高性能グラフィックボード。
- フルHDやWQHDの解像度は60fpsや100fpsも突破することもある
- 高いfpsを維持可能なため、高リフレッシュレートのゲーミングモニターを活かすこともができる
- 画質の設定を落とせば4Kでも60fpsでゲームがプレイ可能
- RTXシリーズなのでレイトレーシング機能を利用できる
- 通常の設定だと4Kゲームは60Hzを維持できない
- レイトレーシング機能に対応したゲームがまだ少ない
RTX 2070搭載のおすすめグラボ

商品名 | ROG-STRIX-RTX2070-O8G-GAMING |
---|---|
メーカー | ASUS |
ファン数 | 3 |
出力 | DisplayPort×2,HDMI×2,USB Type-C×1 |
おすすめ |
ファンを3つ搭載していて冷却に優れたモデル。 グラボの温度に応じて自動でファンの回転を制御してくれる機能がとても便利です。 |

商品名 | GK-RTX2070-E8GB/MINI |
---|---|
メーカー | 玄人志向 |
ファン数 | 2 |
出力 | DisplayPort×1,HDMI×1,DVI-D×1 |
おすすめ |
他メーカーと比べて圧倒的低コストで提供する玄人志向のグラフィックボードです。 できる限りコストを抑えたい人におすすめのグラフィックボードです。 |
RTX2070搭載のおすすめBTOゲーミングPC

メーカー | ドスパラ |
---|---|
商品名 | GALLERIA XF(ガレリア) |
CPU | Core i7-9700K |
GPU | GeForce RTX 2070 |
メモリ | 16GB |
記憶領域 | SSD:512GB |
価格 | 179,980円(税抜き) |
GALLERIA XFはドスパラのゲーミングBTOランキングNo1のデスクトップPCです。
高性能CPUのCore i7-9700Kを搭載しているため、RTX2070のパワーを余すことなく発揮してくれるゲーミングデスクトップPCです。
仕事でCADや動画編集もするプロ用途にはこちらのグラボもおすすめ
NVIDIA Quadro P400(参考価格17,000円)

おすすめ用途:AutoCAD・シンプルなビデオ編集の見習い用
Quadro P400は、業務用グラフィックボードのエントリーモデルです。
プロ仕様のグラフィックボードではなく、CADを勉強中の方や趣味で使っている人におすすめのグラフィックボードです。
- 比較的安価で購入できる業務用グラボ
- 趣味や勉強に使うには十分な性能
- 仕事用やプロ向けではない
- MiniDisplayPortしか出力が存在しない
- ゲームには利用できない
Quadro P400搭載のグラボ

商品名 | EQP400-2GER |
---|---|
メーカー | ELSA |
ファン数 | 1 |
出力 | MiniDisplayPort×3 |
Quadro P400搭載のおすすめBTOPC

メーカー | パソコン工房 |
---|---|
商品名 | SENSE-M039-i5-Q |
CPU | Core i5-8400 |
GPU | Quadro P400 |
メモリ | 8GB |
記憶領域 | HDD:1TB |
価格 | 96,980円(税抜き) |
税抜き10万円以下で購入できるおすすめのコストパフォーマンスモデルです。
CPUはCore i7ではなくCore i5が搭載されていますが、そもそも用途がAutoCADなどのエントリーモデルなので問題はないでしょう。
メモリも8GBですが、利用しているうちに足りないと感じれば増設可能です。
NVIDIA Quadro P4000(参考価格120,000円)

おすすめ用途:大規模で複雑なCAD・地震探査・3D医療画像検査・VRの開発環境構築など
Quadro P4000は、プロ仕様の業務用グラフィックボードです。
そのため先ほど紹介したP400と10倍近い価格差があります。
VR READYのプロフェッショナルグラフィックボードのため、VRの開発環境を構築する人にもおすすめ。
- Autodesk、SOLID WORKSといった大規模なCADソフトを快適に操作可能
- VRに対応している
- 価格が高い
- あくまで業務向けでゲーム用途では不向き
Quadro P4000搭載のグラボ

商品名 | EQP4000-8GER |
---|---|
メーカー | ELSA |
ファン数 | 1 |
出力 | DisplayPort×4 |
Quadro P4000搭載のおすすめBTOPC

メーカー | パソコン工房 |
---|---|
商品名 | SENSE-R029-LCi9SX-QVS-CMG [CG MOVIE GARAGE] |
CPU | Core i9-9820X |
GPU | Quadro P4000 |
メモリ | 64GB(16GB×4) |
記憶領域 | SSD:480GB |
価格 | 364,980円(税抜き) |
CPUにCore i9-9820X、メモリは64GBと驚愕のスペックを誇る業務用デスクトップPCです。
メモリは既に4枚差していますが、さらに4枚増設可能です。
プロ仕様の業務用PCを求めている方におすすめの1台です。
AMD Radeon Pro WX 9100(参考価格210,000円)

おすすめ用途:4K/8Kデジタルコンテンツ制作・VR制作
8K対応テレビや両眼8K対応VRヘッドセットなど8Kの需要が高まる中、そんなコンテンツを制作可能なグラフィックボードです。
また圧倒的なパワーにより3DCG制作の作業効率を何倍にも上げることが可能です。
- 4Kや8K制作に対応
- 圧倒的パワーにより4K動画の書き出し速度を節約&同時作業を可能に
- 未来に向けたコンテンツ制作が可能
- 価格が非常に高い
Radeon Pro WX 9100搭載のグラボ

商品名 | Radeon Pro WX 9100 |
---|---|
メーカー | AMD |
ファン数 | 1 |
出力 | MiniDisplayPort×6 |
まとめ
遊びたいゲームがどの程度のゲーミングPCが必要であるかは、ゲームのサイトにアクセスすれば「推奨スペック」として公開されているのでわかります。
業務用途の場合、グラフィックボードを導入したレビューを探してみて使い勝手を調べてみるのもオススメです。
また、スペック不足で買い換える場合は他のパーツも合わせて交換しないと効果を最大限発揮できない場合もあります。グラボを搭載したハイスペックなゲーミングPCも合わせて検討してみてはいかがでしょうか?