生活には欠かすことができない掃除機。最近ではロボット掃除機やコードレスタイプが一般的になってきており、多くの製品が国内外のメーカーから発売されています。
そこで今回は、2018年に発売された掃除機の特徴を比較し、おすすめの掃除機をご紹介します。
掃除機のおすすめな選び方
1.サイクロン方式と紙パックタイプ
掃除機の集塵方法は「サイクロン方式」と「紙パックタイプ」の2種類があります。
「サイクロン方式」は、遠心力を利用して吸い取ったホコリと空気を分離し、ホコリだけをダストカップに集める方式です。ダストカップに集まったゴミは直接捨てることができるので、余計な手間やコストが掛かりません。
しかし、定期的なダストカップ内のごみ捨てや掃除・フィルターの清掃を行わないと、吸引力が低下しやすくなります。紙パック方式と比べるとコストはかかりませんが、定期的なメンテナンスが必要になることは事前に把握しておきましょう。
「紙パックタイプ」は、使い捨ての紙パックを掃除機内部に取り付け、吸い込んだホコリを紙パック内にためる方式です。紙パック方式の特徴は、集まったゴミを紙パックごと捨てられる点です。定期的に紙パックの購入が必要ですが、その分多くのゴミをためておくことができます。
ゴミ捨ての頻度も少なく、紙パックがフィルターとして機能しているので、掃除の手間もかかりません。手入れやゴミ捨てに手間をかけたくない人には、とてもオススメですよ。
2.コードの有無
以前はコンセントから電源を供給する掃除機が当たり前でしたが、最近はコンセントを持たない「コードレス」タイプが主流でしょう。
「コードレス」タイプは、コードが家具に引っかかることがなく、コンセントの位置を気にせず掃除が行なえます。本体自体もコンパクトなものが多いため、女性の方でも簡単に片手で掃除ができるのも魅力的です。
しかし「コードレス」タイプは定期的な充電が必要です。充電時間は2〜3時間程度、最大稼働時間は20分〜40分のものが多く、あまり長時間の掃除は行なえません。
長時間使用が多く、しっかり掃除を行いたいという方には「コード付き」の掃除機、とにかく手軽に掃除がしたいという方は「コードレス」を選ぶとよいでしょう。
3.スティック型とキャニスター型
「スティック型」は、コンパクトで片手で使える便利さから最近主流になっている掃除機。コードレスタイプは「スティック型」が多く、軽い掃除でもすぐに取り出して使える便利さが特徴です。
デザインもおしゃれでスタイリッシュなものが多く、ちょっとしたインテリアとしても活用できます。ひとり暮らしから一軒家まで幅広く使うことができ、手軽に効率よく掃除をしたいという方には「スティック型」がよいでしょう。
「キャニスター型」は、掃除機本体にタイヤが付いている、これまで主流だった掃除機の形状です。紙パックやコード付き掃除機の多くは「キャニスター型」です。
「キャニスター型」と聞くと「重くて持ち運びしにくい」と思うかもしれませんが、最近では「キャニスター型」でも小型でコンパクトなモデルが多く発売されています。スティック型と比べ、吸引力や長時間利用など機能性に優れているのが「キャニスター型」の特徴でしょう。
デザインやサイズよりも、機能性重視という方は「キャニスター型」を選びましょう。
掃除機の比較!おすすめの〇〇人気ランキングTOP5
1位:ダイソン コードレス掃除機 Dyson Cyclone V10 Fluffy SV12FF
- 5段階評価(例)評価:★★★★★
- 通常価格 61,074円
- 特徴
ダイソンデジタルモーターV10を搭載しており、0.3ミクロンもの微細な粒子も吸引するとてもパワフルな吸引力を誇る掃除機です。コードレスでありながら稼働時間は最大最長60分で、用途に合わせた3つの吸引モードを搭載した機能性にも優れたモデルです。
- 口コミ
とにかく静かで、想定外の能力だ!今までに吸引されてない細かな塵埃が吸い込まれてきます。早く買って確かめてください。ベッドのマットや布団を清潔に!(出典元:ダイソン公式レビュー)
何度も購入を検討しては価格面や自立型ではないことなどを理由に購入を断念してきたのですが、今回思い切って購入しました。購入して正解でした。思っていた以上の吸引力ですし、お掃除したいときいにすぐに使えるのでストレスがありません。価格に見合うだけの商品だと思います。(出典元:ダイソン公式レビュー)
以前他のメーカーのコードレス掃除機を使った時、吸引力が期待外れでがっかりした経験があり、ダイソンの購入にも慎重になっていました。軽くて、コードレスの使いやすさで掃除の頻度も増しました。満足してます。(出典元:ダイソン公式レビュー
2位:シャープ コードレススティック掃除機 RACTIVE Air EC-AR2S
- 5段階評価(例)評価:★★★★★
- 通常価格 32,200円
- 特徴
重量が1.5kgと女性でも手軽に使える、コードレススティック型の掃除機です。最大稼働時間は30分で、充電時間を大幅に短縮する急速充電を搭載したモデルです。床のタイプに合わせて自動でパワーを調節できる「自動モード」や用途に合わせて使える付属品も充実している最先端の掃除機です。
- 口コミ
自宅が三階戸建てのため、階段が二周あります。そこを楽に掃除するための掃除機を探していました。購入に至ったポイントは、回転ブラシのあるヘッドが自走式である、本体が軽い、吸引力がある、隅が掃除しやすいすぐとるブラシがあるという点です。軽階段の回転部分の狭くなった段の隅の埃もサッと取れるのでかなり楽です。回転ヘッドがあればある程度の吸引力の低さはカバーできます。そもそもこの機種自体に吸引力がそれなりにあるので回転ブラシと合わせて満足のいく掃除ができます。(出典元:Amazonカスタマーレビュー)
買ってよかったです。先っぽがブラシに変更できるのが非常に便利です。バッテリー充電器が外付けになっており、充電器はそこそこ大きいのですが、その分掃除機本体にはバッテリー充電機能がないので、本体が軽量で、他のスティック掃除機と比べて断然軽いです。スティック掃除機を選ぶ1つの理由が軽さなので、それを追求したいい商品だと思います。紙パックでなく、サイクロン方式だったのでゴミ捨ても楽ちんです。(出典元:Amazonカスタマーレビュー)
掃除機は、軽いしチョイ置きができるので置き場所をあまり気にしなくて良い。充電も終わったらすぐにしておけば良いのでいつでも使えます。(出典元:Amazonカスタマーレビュー)
3位:マキタ(Makita) 充電式クリーナ CL107FDSHW
- 5段階評価(例)評価:★★★★
- 通常価格 20,000円
- 特徴
紙パック式の充電式クリーナー。ワンタッチでカバーを開けて紙パックが交換できる手軽さに加え、ボタン一つで吸引モードを切り替えられる「ワンタッチスイッチ」機能を搭載しており、使い勝手が非常に良い掃除機です。重量は1.1kg、バッテリー充電時間は約22分と管理短いのも特徴です。全体的なコストパフォーマンスに優れた製品です。
- 口コミ
コードレスは良いですね。そして軽く、パワーも普通にフローリング掃除ならなんの問題もありません。互換バッテリーでサイズ・重量そのままで容量二倍の物が安く売っていますのでそちらにすればさらに長時間使用可能です。パック式は綺麗に片付けできて、ゴミを捨てるサイクルもそれ程頻回ではない(ここは掃除の程度等人それぞれですが)ので不満はないです。(出典元:Amazonカスタマレビュー)
充電式クリーナーとしての吸引力は必要十分で、無駄な機能やデザインは一切無く、質実剛健のプロダクトです。小さな事務所で使っていますが、ボディの端っこについている紐を壁のフックに引っかけて立てかけておけます。丈夫なフックでしたら吊しておけます。場所をとらず、倒れることもなく使い勝手を優先したコンセプトはさすがマキタです。自宅ユースも含め、昔のシリーズから数えて3台目です。(出典元:Amazonカスタマレビュー)
バッテリーの充電も短時間で済むし、サイクロンアタッチメントを取り付けると吸い込まれるゴミが見えるので掃除のしがいがあります。サイクロンアタッチメントはゴミを捨てるのも簡単だし紙パックを買う必要もありません。ヘッドが小さめなのでトイレの裏側やテーブルの下など取り回しも簡単。2LDKのマンションでほぼカーペットですが、1回の充電で充分掃除が出来るし、文句の付けようがないです。掃除機をかけるのが嫌いでしたが、このコードレス掃除機のおかげで好きになりました。優先したコンセプトはさすがマキタです。(出典元:Amazonカスタマレビュー)
4位:東芝 サイクロンクリーナー トルネオミニ 掃除機 VC-C3(R)
- 5段階評価(例)評価:★★★★
- 通常価格 16,331円
- 特徴
キャニスター型でありながら、重量は2.3kgと片手で手軽に持ち運べるコンパクトな掃除機です。独自のサイクロン方式「デュアルトルネードシステム」を搭載しており、高い吸引力と持続力を誇ります。フィルターやダストカップも水洗いが可能なのでメンテンスがしやすいのも特徴です。
- 口コミ
犬2匹を飼っているので、以前は毎日掃除していましたが、この機種に変えてから2日に1度でも気にならなくなりました。自走式のヘッドがついているので、お掃除も楽々。ヘッドを持ち上げると電源が切れ、床に戻すと電源がもどるeco機能もついていて、快適に使っています。(出典元:Amazonカスタマーレビュー)
初めてゴミパックの使わないタイプの掃除機を購入しました。とても軽く丁度いいコンパクトな掃除機です。吸い込みも良くこんなにホコリがあったとビックリしました。使用後ゴミを捨てて洗えるのが清潔だと思います。値段も安くなっていたので買って良かったです。(出典元:Amazonカスタマーレビュー)
この値段で、この吸引力!もともとは結構なお値段だったことに納得です。本体も軽い上、自走式のヘッドのため、とても軽く操作できぐんぐん吸ってくれます。年配の方にもおすすめです。絶対お買い得だと思います。先端部分もたくさん付け替えるものが付いていて、これ一台で部屋のいたるところ、衣類、布団など、いろいろ使えそうです。(出典元:Amazonカスタマーレビュー)
5位:Panasonic 紙パック式掃除機 MC-PK19G
- 5段階評価(例)評価:★★★
- 通常価格 18,299円
- 特徴
床のハウスダストまで綺麗に吸引する「エアダストキャッチャー」や掃除機の移動をスムーズにしてくれる「パワフル自走ノズル」を搭載している紙パック式コード付きの掃除機です。価格も2万円をきっており、コストパフォーマンスに非常に優れた掃除機です。
- 口コミ
前々から買いたかったパナソニックの紙パック掃除機、壊れてもお下がりで貰った掃除機を今まで使用してましたが、ヘッドが軽くかったりでゴミ取りがイマイチ。この掃除機はヘッドがとれて隙間も掃除しやすく、ホットカーペットの上もごみがきちんと取れて快適です。(出典元:Amazonカスタマーレビュー)
以前使っていた掃除機が壊れてしまったので、以前と同じようなパナソニックのヘッドが簡単にはずせる物を探していたのでとてもよかったです。吸引力も強くて軽く掃除が楽になりました。ドがとれて隙間も掃除しやすく、ホットカーペットの上もごみがきちんと取れて快適です。(出典元:Amazonカスタマーレビュー)
音はそれなりにありますが、吸引力は抜群で、ヘッドブラシの回転力も強く、じゅうたん掃除もとても楽です。(出典元:Amazonカスタマーレビュー)
Q&A
Q:掃除機のヘッド部分はどう違う?
掃除機の性能は吸い込み口の仕様で異なります。ヘッド部分は「自走式」「モーター式」「エアタービン式」の3つのタイプがあります。
「自走式」はモーターの力でヘッド部分を動かしているため、力を入れず掃除機を前後に動かすことができます。モーターがついているため吸引力も高く、ゴミが取りにくいカーペットでも綺麗に掃除が行えるのが「自走式」の特徴です。各掃除機の最上位機種に搭載されており、予算に余裕がある方は「自走式」を選びましょう。
「モーター式」は、ほとんどの掃除機に搭載されています。モーターの力でヘッドブラシを回転させることで、高い吸引力を兼ね備えています。自走式に比べると価格もお手頃なため、予算と性能のバランスを重視する方におすすめです。
「エアタービン式」はモーターは搭載されておらず、吸引する際の風力でブラシを回転させゴミを吸い取る仕様です。吸引力は高くありませんがヘッド部分が軽いのが特徴です。その分価格もリーズナブルなものが多いため、一人暮らしの方には最適でしょう。
Q:吸引仕事率って何?
掃除機の吸引力を表す数値を「吸引仕事率」と呼び、吸引力がワット数で表記されています。スティック型で100〜250W、紙パックやサイクロン式であれば400〜600Wが平均的です。
数値が高いほど吸引力が高くなりますが、ヘッド部分の仕様などによって吸引力は少し異なります。そのためあくまでも参考値として見ておくと良いでしょう。
まとめ
最近の掃除機は軽量で機能も優れていることから、サイクロン式のコードレスタイプの掃除機が主流となってきています。ただ部屋の間取りや使用頻度によって選ぶ掃除機は異なります。
生活には欠かせない必需品だからこそ、各タイプの特徴を踏まえ、自分の用途に最適なものを選びましょう。