【シングルマザーにおすすめ!】母子家庭の保険料を安くするには?

シングルマザー 保険

シングルマザー(母子家庭)になって気がかりなのは保険のこと。保障内容と月々の保険料を、今後はどの程度のものにすれば良いのか、中々判断が付かないものですよね。そこで今回は、シングルマザーの保険について、詳しく解説します。

1.シングルマザー(母子家庭)が毎月支払う保険料の平均は?

シングルマザー 保険料 平均

シングルマザーになってしまうと、収入が減ってしまう方が大半だと思います。専業主婦の方ですと、夫がいなくなってしまうと、何か仕事をしない限り収入は0円です。

そうなると、今までと同じような生活費で過ごすわけにはいきませんよね。自分が稼げる収入(国からの補助金などを含む)の中でやりくりしなければなりません。

当然、保険に支払っている料金も見直す必要があるでしょう。生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」(平成25年)によると、母子・父子が支払っている保険料の平均は年間でおよそ26万2千円です。月々だと約2万2千円ですね。

これは、母子・父子の家庭、つまりシングルマザーとシングルファザーのデータになっているため、シングルマザーの保険料の平均を正確には表していませんが、参考になると思います。

ちなみに、厚生労働省発表「全国母子世帯等調査結果報告」(平成23年度)によると、母子世帯の平均年収は291万円のようです。

つか夫

年収の平均が291万円かぁ……。
そう考えると、月々2万円でも、結構な負担になるよね。

そうですね。
ただ、やはり保険に加入していないと、自分に万が一のことがあった時に、残された子どもが金銭面で困ってしまいます。

そのため、教育費をカバーするような保障は必要となってきます。

2.保障を充実させつつ、保険料を安くするには?

シングルマザー 保険料 安くする方法

つか夫

うーん、いろいろと保障が必要なのはわかったよ。
でもさ、やっぱり保険料は安く済まさないと、そもそも毎月の生活が苦しくなっちゃうよ。

おっしゃる通りです。そこで、シングルマザーが保障を充実させながら、保険料を安くするおすすめの方法を教えます。

2-1.公的な保障でカバーできる部分を外す

保険の鉄則は、余分な保障を付けないことです。必要となる最低限の保障をカバーできればOKです。そこで活用したいのは、公的な保障ですね。

シングルマザーが活用できる公的保障は少なくありません。収入に応じて月額9,990~42,320円の支給が受け取れる児童扶養手当や18歳未満の子どもの医療費が無料になるひとり親家庭医療制度など。

これらでカバーできるものは、わざわざ個人の保険で補う必要はありません。自治体によって保障の内容が変化するので、住んでいる地域の保障内容を確認してみましょう。

2-2.保険料が安い収入保障保険を検討する

生命保険の死亡保障は、どうしても保険料が高くなりがちです。

つか夫

保障金額を高くすればなおさらだね。

はい。そこで検討したいのが収入保障保険です。この保険は、シングルマザーに万が一のことがあると、毎月10~15万円の保障金を受け取ることができます。子どもが大学に入学・就学するまでなど受け取る期間を設定でき、遺族年金の不足分を補うことができます。

この収入保障保険は、保険料が非常に安く、商品によっては月額4,000円程度で済ますことができます。

定期保険で掛け捨てとなるので、万が一のことがなければ、支払った保険料が返ってくることはありませんが、保険料を下げるには持って来いの保険です。ちなみに、収入保障保険は収入の金額に関係なく加入することができます。

こちらの保険に合わせて、保障金額が少額の終身保険や学資保険を組み合わせる方法もありですね。

2-3.医療保険の払込期間の長期化を検討する

充実した医療保障を付けようとなると、やはり月額で7,000円以上かかってしまうことが多いです。この保険料を、保障内容を変えずに安くする方法があります。保険料の払込期間を長期化させることです。

つか夫

長期化?

はい。例えば、終身払込にすると、保険料を半分以上安くできる場合があります。一生涯払い続けないといけないデメリットは付きますが、保険料は相当安くなりますね。

2-4.FPに見直してもらい、保障を最低限のものにする

公的保障や収入保障保険、医療保険の長期化など、保険料の下げるやり方をいくつか紹介しましたが、必ず家計や生活環境を踏まえて検討する必要があります

つか夫

とはいっても、保険に詳しくないし、そんなのわかんないよ……。

はい、つか夫さんのような方がほとんどだと思います。なので、確実なのは、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談することです。

FPはお金に関するプロなので、資産運用や家計に対して、マネープランの視点からアドバイスをもらうことができますよ。

なので、自分の家計や貯金状況などから、必要な保障金額・用意すべき保障・家計を圧迫しない月々の保険料などに適した保険を検討してくれます。

最低限必要となる保障がわからない場合は、一度相談することをおすすめします。無料で相談できるので、保険の質問や疑問についてもいろいろと答えてもらいましょう

3.【訪問型】シングルマザーにおすすめ無料相談サービス

お近くのカフェやファミレス、自宅などで、好きな時間に好きな場所で相談することができます。全国対応しているサービスが多いので全国どこでも利用することが可能です。 忙しい人にもおすすめ!無料相談をするだけで、豪華な商品をもらえるサービスもあり!お子様とご一緒でもOK◎

ほけんのぜんぶ

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「資産形成をはじめるきっかけに」

担当のFPに出会うまでは、貯金もせず、好きな分だけお金を使っていました。ただ、30歳を目前に漠然と将来に不安があり、FPに相談してみました。始めは興味本位程度でしたが、資産形成の重要性についての話が非常にためになり、将来への準備を始めるきっかけになりました。

自分で行動しようとすると何から始めて良いのかわからなかったと思いますが、FPに相談したことで自分にとってベストな選択ができました。今後も何かあれば、相談したいと思います。

Sさん(男性) 29歳 独身

家族構成:一人暮らし

「兄から入った保険だからと安心してました

子どもが生まれたタイミングで保険の見直しをすることに。当時加入していた保険は、保険の仕事をしていた兄からの紹介で加入した保険でしたが、兄は転職をしており、どんな内容に入っているかもわかっていない状況でした。そこで無料相談ということもありFPに相談してみたところ、万が一の保障が全く足りないことが発覚し、すごく不安になってしまったのを覚えています。ただ、FPの方が私たちの意向に合わせていくつかプランを用意してくださり、納得して保険の見直しをすることができました。

Tさん(女性)27歳 既婚家族構成:夫、妻、こども11か月

「子どもに迷惑をかけないようにと」

70歳を迎えるタイミングで保険の見直しをしてみようということになりましたが、証券を見てみても、字が小さく、内容も難しい言葉ばかりで困っていました。5年前に体を壊してからは、昔のように外出することも少なくなったのでインターネットでいろいろ探していたら自宅に無料できてくれる保険屋さんがあることを知りました。

30代後半の男性の方に来てもらいましたが、嫌な顔ひとつせず、加入している保険の内容を丁寧に何度も教えてくださいました。体のことを考えると、子供に迷惑をかけたくはなかったので、夫婦で病気になってしまったときの保険に加入。気持ちが楽になり、愛犬と散歩にでかける回数が増えました。 

Mさん(女性)69歳 2人暮らし家族構成:夫、妻、犬

出典:【公式】ほけんのぜんぶ

保険見直しラボ

シングルマザー(母子家庭) 保険 おすすめ 保険見直しラボ①

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また「他で断られた人でも相談に乗ってくれる」ことが他と比較して、優れていると言えるポイントですね。

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しつこい勧誘は禁止されているので安心して相談できます!

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「毎月の保険料が1万円も安くなった!」

子供の教育資金に夫の万が一の備えは充実させたい。でも保険料の負担は減らしたい。無理な相談かなと思っていたのですが、提案いただいた内容はとても納得できて、しかも保険料まで下がって、相談して大満足でした。

20代女性 主婦

「保険への不安がなくなり、納得の保険に。」

30代女性 会社員

保険とはどのような仕組みなのかという初歩から教えていただき、保険に対する不安感がなくなりました。最後まで親身に相談してくれたので、納得のいく保険に加入出来たと思います。

「たくさんの人におすすめしたい!」

40代男性 自営業

お金に関する知識が豊富でなんでも相談でき、悩んでいる時も、ガツガツした営業をされることもなく、じっくりと検討出来てとても安心しました。両親も保険を見直すタイミングが来ていたので、すぐに連絡を取り、相談をお願いしました。

出典:【公式】保険見直しラボ

みんなの生命保険アドバイザー

シングルマザー(母子家庭) 保険 おすすめ みんなの生命保険アドバイザー①

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そして、みんなの生命保険アドバイザーの最大の特徴になるのが、保険料がより安くなるように見直してくれるところ。保険のメリット・デメリットを照らし合わせて教えてくれます。

他にも「担当アドバイザー変更制度」をとっていることが特徴。意味はそのままで、担当の人が気に入らなかったり、他のFPに代えて欲しいと思ったときに変えてもらう事ができる制度をとっているから安心です!

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保険の見直し相談に来たのに、おいしいお肉までもらえるなんて最高ですね!

しつこい勧誘は禁止されているから、安心して相談できますね。

【口コミ】

30代女性

主婦大変勉強になりました。自分たちにとって必要な保険が何か見えてきました。

20代女性

主婦上手な貯蓄の方法や、節約術、将来かかるお金の計算もできてとても有意義な時間でした!

40代女性

主婦保険を見直して費用が安くなったし、お得な貯蓄方法まで聞けてよかった。

出典:【公式】みんなの生命保険アドバイザー

4.【来店型】シングルマザーにおすすめの保険ショップ

有名なタレントを起用したCMでお馴染みの保険ショップも!仕事帰りや買い物途中でも気軽に行けることが魅力ですよね。取り扱いしている保険会社数が多く、生命保険以外にも医療保険、学資保険など、豊富な保険商品を比較し、その人に合った保険を紹介してもらえるよ!

保険市場

 おすすめポイント

東証一部上場企業が運営していて安心
来店相談・訪問相談どちらもOK!

取扱保険会社82社※1

全国329店舗で保険相談が可能※2

キッズスペース・授乳室完備

強引な勧誘は一切なし

評価:★★★★★

【特徴】

来店相談と訪問相談の両方対応可能なのが、保険市場の魅力。

相談予約時に要望に応じて来店か訪問を選べます。来店の場合はホテルラウンジのような高級感がある落ち着いた空間。訪問相談は自宅だけではなく、最寄りのファミレスやカフェでも相談ができます。

また、国内最大級の取扱保険会社・商品数を誇るため、お客さまのニーズに応じ、複数の商品を比較することができます。

保険相談は何度でも無料ででき、無理な勧誘もないため、安心して相談できます。

※1  2018年9/3時点
※2  直営 12店・協力 319店

【口コミ】

保険に対して全く知識が無く、初歩的な質問を沢山させて頂きました。担当スタッフは親切に丁寧に回答してくれました。商品の説明も分かりやすく、今後の保険選びに非常に参考になったと思います。

30代女性

現在加入している保険の内容をすべて診て頂いて、新しい保険を色々とお勧めして頂きました。丁寧な案内で十分な対応をして頂いたと思います。

60代男性

希望の保険料を重視して貰え、同じような金額のプランで各社どう違うのかを細かく説明して貰えたので検討しやすかったです。また保険には色々な種類があり、その違いを詳しく説明して貰えたことも良かったです。

40代男性

出典:保険市場

保険見直し本舗

シングルマザー(母子家庭) 保険 おすすめ 保険見直し本舗①

 おすすめポイント

契約実績80万件以上

全国に248店舗

取扱保険会社数40社以上!
生命保険や医療保険、学資保険など、
豊富な保険商品の中から比較・検討可能

キッズスペース有り(一部店舗)

評価:4.61点(口コミ数:109件)

【特徴】

保険見直し本舗は、テレビCMでもおなじみ!全国に253店舗を展開している大手の保険ショップです。

特徴の1つは、取扱保険商品の多さ。40社以上の保険会社と提携しているため、生命保険や医療保険、学資保険など、豊富な保険商品の中から比較・検討ができます!

絵本やおもちゃなどを用意したキッズスペースがある店舗もあり、安心してシングルマザーの方も利用することができます。

しつこい勧誘は禁止されているので、安心して相談できますね。

【口コミ】

総合評価 4.7

接客態度5.0/店舗の雰囲気4.0/アクセス5.0/相談の満足度5.0

【家族構成】 夫婦

【相談内容】 生命保険・死亡保険 医療保険・入院保険 がん保険

【相談のきっかけ】 出産
【接客態度】わかりやすく丁寧に親切に教えて頂きとても参考になりました。また詳細を相談させて頂きたいです。ありがとうございます。
【店舗の雰囲気】綺麗な空間で居心地も良く時間もあっという間に感じました。

【アクセス】少し駅から歩きましたが、嫌になる距離ではありません。

出典:LIFULL保険相談(保険見直し本舗 新宿店)

保険クリニック

無料保険見直し相談 ランキング 保険クリニック①

 おすすめポイント

日本初の来店型保険ショップ

全国に170店舗

取扱保険会社数40社以上

「保険IQシステム」を独自開発
一人一人にぴったりの保険を選んでくれる

評価:4.57点(口コミ数:110件)

【特徴】

日本初の来店型保険ショップとして、誕生したのが保険クリニック。

保険の相談実績は30万件を超えていて、一番長く愛されている保険ショップです。

一人一人にぴったりの保険を選んでくれる「保険IQシステム」があります。

保険見直し本舗と同様に、無理な勧誘・営業は禁止されているから、安心して相談できますね!

【口コミ】

総合評価 4.5
接客態度5.0/店舗の雰囲気4.0/アクセス4.0/相談の満足度5.0
【家族構成】夫婦/こども1人
【相談内容】生命保険・死亡保険 医療保険・入院保険 
【相談のきっかけ】出産

【接客態度】
持病持ちで入れる保険があるかとても心配ましたが、親身になって相談に乗ってくださり、納得できる保険に加入することができました。保険会社やプランの比較、加入要件や補償内容の詳細確認まで、いろいろとお付き合いいただきとても信頼が持てました。

【店舗の雰囲気】
私がお伺いした際は、相談者は私のみでしたので個人情報等が漏れる心配はありませんでしたが、相談ブースは、隣とパーテーションの仕切りのみでしたので、場合によっては注意が必要かと思いました。

【アクセス】
WEB予約の際、確認のお電話をいただき、目印の1F店舗をご案内いただきましたので、すぐにわかりました。

【相談の満足度】
保険会社やプランの比較、加入要件や補償内容の詳細確認まで、疑問点や心配点に丁寧に応えていただき、とても満足しました。この度は、誠にありがとうございました。

【ご意見】
責任者やプランナーの方がご不在の際に、どなたか支援いただける方をご紹介いただけるとより安心かなと思いました。

出典:LIFULL保険相談(保険クリニック 新宿店)

5.シングルマザー(母子家庭)が優先して考えるべき保障内容とは?

シングルマザー 保障内容

つか夫

シングルマザーの人は、どんな保障を優先して付けるべきなのかな?

まずは万が一に備えての死亡保障、次に病気やケガによる医療費の負担・収入の減少を防ぐ医療保障、そして教育資金を積み立てる学資保険の順で優先するべきです。

①生命保険(死亡保険)による死亡保障

自分にもしものことがあった時、残された子どもの生活を守るため、生命保険による死亡保障は優先度が高いです。子ども1人にかかる教育費はおよそ1,000万円ほどかかるため、よほどの貯金がない限りは検討すべきでしょう。

子どもが自立するまでは、教育費や生活費を何とかしてあげたいですよね?

つか夫

そうだよね、自分がいなくなれば子どもの生活費や教育費を稼ぐ人がいなくなるわけだし……。

シングルマザーに万が一のことがあれば、遺族基礎年金を受け取ることができますが、月でだいたい6万円程度です。厚生年金に加入している場合はもう少し金額が増えますが、教育費と生活費をまかなう金額には足りませんね。

ただ、保障金額を1,000万円以上に設定すると、月々の保険料が高くなります。場合によっては、貯金と組み合わせて、保障金額を下げる必要性も出てきます。

そんな時は、保険料はなるべく安く、けれども必要になる金額を保障できる掛け捨て型を選ぶのがおすすめです。掛け捨て型は、決められた期間しか保証しない代わりに、保険料が安くなっているので、予算に限りがある場合は使い勝手が良いですよ。

②医療保険による自分への医療保障

病気やケガによる医療費は、家計を大きく圧迫してしまいます。また、入院することで働けなくなると、収入も減り、生活が成り立たなくなる恐れがあります。医療保険は医療費のカバーだけではなく、休業中の生活費の補てんにも利用したいところです。

つか夫

うんうん、医療費と収入減のダブルパンチには、必ず備えておきたいよね。そう考えると、医療保障も優先順位は高くなるよなぁ。

できれば医療保障を厚くし、入院日額1万円は備えておきたいところですね。

③学資保険による教育費の積立

子どもの教育費のことを考えると、学資保険を利用してお金を蓄えておきたいところ。学資保険には死亡保障も付いているため、生命保険と合わせて利用できれば理想的です。

ただ、教育資金は何も保険を利用せずにも貯めることができます。学資保険は途中で解約してしまうと元本割れしてしまいますので、無理をしてまで入る必要はありません。

それよりも、生命保険や医療保険を備える方が優先度は高いといえるでしょう。

万が一のことがあっても教育費をちゃんと残せるようにしたいのであれば、無理のない保険料で検討すべきです。家計を圧迫しながら保険料を支払っていると、途中で解約する可能性が高くなるので、加入を避けた方が良いでしょう。

6.離婚をする前にはどんな保険の手続きをしておくべき?

シングルマザー 保険 離婚

現在の日本では、離婚の割合は3組に1組と言われています。

つか夫

離婚してシングルマザーになる人は多いんだね……。

できれば、離婚する前に加入している保険の契約をどうするか、話し合った方が良いですね。離婚する前に手続きを済ませられるのが理想です。

契約者を変更する場合は、契約者自身による手続きが必要になる場合が多いですからね。

つか夫

なるほど。
具体的にはどんな手続きを取るべきかな?

以下のような手続きが必要になります。

夫の死亡保険……保険金の受取人を子どもにする
妻の死亡保険……保険金の受取人を子どもにする
学資保険……受取人を親権者に変更し、振込口座も親権者名義のものに変える
口座……保険料振込口座を変える

離婚する前にこれらの手続きを済ましておければ、後で保険の見直しが楽になりますよ。

7.まとめ

  • 母子・父子の家庭が支払っている保険料の平均は、月々約2万2千円
  • シングルマザー(母子家庭)が優先して考えるべき保障は以下の通り
    • ①生命保険(死亡保険)による死亡保障
    • ②医療保険による自分への医療保障
    • ③学資保険による教育費の積立
  • 保障を充実させながら保険料を下げる方法は以下の通り
    • 公的な保障でカバーできる部分を外す
    • 保険料が安い収入保障保険を検討する
    • 医療保険の払込期間の長期化を検討する
    • FPに見直してもらい、保障を最低限のものにする
    • 離婚をする前に加入している保険の保険金受取人・口座などを変更しておくことが理想

節子

子どもの幸せを願うのは、母親にとって自然なこと。やっぱり、できる限りのことはしてあげたいです。
私が例えシングルマザーになってもこの気持ちは変わりません。
万が一に備えて、生活に関わるお金の知識は付けておくべきだと思いました。

つか夫

そうだったんだね。
でも、大丈夫!僕もいるよ。2人で産まれてくる子どもを幸せにしていこう。

節子

……そうですね。
1人にしたら承知しませんよ?

つか夫

健康だけが取り柄みたいな僕だよ?
大丈夫大丈夫!