持ち運びにとても便利なノートパソコン。各メーカーから安いものから高スペックモデルまで、多くのノートパソコンが発売されています。
ただ、種類が多すぎるため初心者の方が自分に最適なモデルを選ぶのは至難の業です。今回はこれまで発売された製品から2019年最新モデルをそれぞれ比較し、おすすめのノートパソコンをご紹介します。
目次
ノートパソコンのおすすめな選び方
1.CPU
CPUとは、パソコンの頭脳のことです。CPUはパソコンの処理速度に関係しており、性能が優れているほど処理速度が速くなります。CPUには主に「Atom」「Celeron」「Core シリーズ」があり、用途によって必要なCPUを選んでおくとよいでしょう。「Atom」「Celeron」 は文書作成・ウェブサイト閲覧であれば問題なく動きます。その分価格も安いモデルが多いのが特徴です。
「Coreシリーズ」には「Core i3」「Core i5」「Core i7」の3種類があり、数字が大きいものほど、CPUが優れています。「Coreシリーズ」の特徴は、画像や動画編集などの重い処理が必要な作業でも快適に動かすことができる点です。中でも「Core i5」以上を搭載しているモデルであれば、長期的にも使えますし、かなり重いデータ処理でもサクサク動かすことができますよ。
2.メモリとストレージ
パソコンの処理速度を左右するのは「メモリ」です。容量が大きいほどソフトを複数開いても快適に作業が行なえます。CPUを助ける機能だと思ってください。
メモリは「2GB〜64GB」と幅広く、数字が大きいものほど処理速度が早いです。
2GB〜4GBの少ないメモリでも、文書作成程度であれば問題ありません。音楽やPCゲーム・動画編集であれば8GB以上のもメリを選びましょう。
ストレージはノートパソコン内に保存できるデータ量のことです。ストレージには「HDD」と「SSD」の2つがあります。「HDD」に比べ「SSD」はデータ読み書きを高速で行うため、コピーや保存などといった処理速度が早いのが特徴でしょう。しかしHDDよりも容量は少ないですが高価格である点には注意してください。
目安としては写真・動画の保存がしたい人には128GB以上のストレージを選んでおくと良いでしょう。
3.OS
主なOSは「Windows」とApple社の「mac OS」の2つです。
「Windows」のノートパソコンの特徴は「Word」「Excel」「PowerPoint」といったoffice製品が搭載されている点でしょう。特にビジネスの場面ではoffice製品があるととても便利ですよ。
「mac OS」はiPhoneやiPadなどとスムーズな連携ができるのが特徴でしょう。ビジネス面での汎用性はWindowに比べ高くはありません。しかし映像や音楽・動画制作などのクリエイティブ系の仕事では非常に活躍してくれます。操作性も非常にシンプルでi直観的に動かせるのがポイントです。
ノートパソコンの比較!おすすめのノートパソコン人気ランキングTOP5
1位:Dell Inspiron 14 5000 プレミアム
- 5段階評価:★★★★★
- 通常価格 87,980円
- 特徴
日経BPのノートPC部門顧客満足度調査で1位を獲得した、Dellのノートパソコンです。Windows10を搭載しており、メモリ8GB・258GBのSSDと高性能ながら価格は10万円以内とコストパフォーマンスに優れたノートパソコンです。
CPUもCore i5と重い処理であってもサクサク快適に動かすことができます。ビジネスシーンではとても活躍してくれるでしょう。
- 口コミ
12~14インチ、Core i5以上でなるべく軽いもので考えてたところ、本品を発見。プロセッサが上記のモデルより新しく性能も良いWhiskey Lakeであったことが決め手で購入に至りました。使用してみて、起動が早く動作もモッサリ感がなく快適です。(ネットするだけなら多分有り余るくらいの性能。多分職場のデスクトップより性能が良いので仕事で使いたいくらい…)(価格.com レビュー)
使ってみて動作も遅くなく、サクサク動いて快適です。東芝の物より値段も安く済みました。画面はベゼルが狭くできているので大きく見やすいですし、バッテリーも60%残量で残り5時間22分と出ているくらいですので、丸一日とはいかなくてもAC無しでも程々作業ができます。(価格.com レビュー)
色合い、さわり心地、ともいい感じです。もちろんスペックの方もこの値段にしては、十分と思います。Core i5 + メモリ容量8Gですので、どんな作業(オフィス、インターネット、動画などなど)をするにも事足りますし、重くなることはほとんどありません。メモリの増設はできませんが、8Gなので問題ないですね。ビデオチップには、Intel UHD Graphics 620が搭載されていますし、SSDも256GB搭載されているので、快適です。(価格.com レビュー)
2位:HP Pavilion 15-cu0000
- 5段階評価:★★★★★
- 通常価格 71,000円
- 特徴
最新の第8世代のCoreを搭載しており、前世代よりもさらに高速な処理速度を実現しています。SSD搭載モデルを選ぶことができ、最大1TBもの保存が可能です。
ビジネスシーンのみでなく、はじめて購入する方でも非常に使い勝手がよく価格もお手頃なため、非常におすすめです。
- 口コミ
Pavilion 15-cu0000は、HPで一番人気だったPavilion 15-cc100の後継機種です。いくつかのマイナーチェンジが施されていますが、基本的な部分に大きな変化はありません。15.6型フルHDのIPS液晶、必要十分なスペック、リーズナブルな価格と条件がそろっており、「一般ユーザーがPCを1台だけ所有するとしたらこんなPCがいいな」というツボを押さえていると思います。ただし、液晶は光沢で、ここは好き嫌いが分かれるところです。(HP 公式サイト)
Pavilion 15-cu0000は、多くの方にちょうどいいスペックの15.6型ノートPCです。UシリーズのインテルCoreプロセッサーに、フルHD IPSの見やすい液晶を搭載しており、一般的な用途であれば、快適に作業できるでしょう。また、光学ドライブを搭載している点や、SSD + HDDの構成を選択できる点も特徴的です。価格は7万円台からと比較的安いのに、見た目は高級感があり、他の人に自慢できるデザインです。1年間のなんでも相談できるサポートのセット販売もあり、初心者にもおすすめです。(HP 公式サイト)
Pavilion 15-cu0000は、一部を除き、多くのモデルがSATA SSD 128GB + HDD 1TBのデュアルストレージ構成となっています。SSDを搭載することで、Windowsやアプリの起動速度が速いです。また、1TBの大容量のHDDも搭載しているので、動画や写真などのかさばるデータも容量を気にすることなく保存できます。ただし、残念ながら、SSDのみの構成としたり、SSDを大きな容量に変更したりといったカスタマイズはできません。128GBのSSDでは容量が少ないと感じる方も多いと思うので、256GB以上のSSDが選べると良かったです。(HP 公式サイト)
3位:Surface Pro 6
- 5段階評価:★★★★
- 通常価格 129,384円
- 特徴
ノートパソコンとしてもタブレットとしても使うことができる、Microsoft社が発売している製品です。超薄型で重量はわずか770グラムしかないため、外出の際でも気軽に持ち運びができます。他のノートパソコンとは異なり、取り外しができるキーボード・タッチパネルを搭載しているのが特徴でしょう。
価格は10万円を超えてしまいますが、その分機能性が優れているため、買い替えを検討している方などにはとてもおすすめです。
- 口コミ
画面:今まで使っていたノートの中では1番きれいに感じます。
キーボード:予想以上にキーボード感がしっかりしていて手に馴染みます。長文を打つといった用途だともっとしっかりしたものが欲しくなるかもしれませんが、普段使いには十分です。
タッチパッド:操作性はいい感じです。やはり、マウスカーソルがあると操作性が上がります。
性能:core i5バージョンですが、3D等の重いゲームは厳しいでしょうが普段使いの性能としては十分です。
全体としては、カバー付きで3万5千円割引で買えて大満足の一品でした。(Amazonカスタマーレビュー)
初めてのタブレットの購入だったから、アップルを取るかSurfaceを取るか迷いましたが、キーボードとタブレットの角度調整が、アップルよりSurfaceの方が良かったのでSurfaceを購入しました。テクニカルサポートが1年間ついています。わからないときはマイクロソフトにTELして遠隔操作して問題解決しています。(Amazonカスタマーレビュー)
仕事の持ち運び用に買いました。軽量でバッテリーの持ちも良く、非常に満足してます。通勤時はタブレット、コーヒーショップではタイプ付と使い分けています。おススメです。(Amazonカスタマーレビュー)
4位:マウスコンピューター(mouse) ノートPC MB-FC08SZD
- 5段階評価:★★★
- 通常価格 57,811円
- 特徴
マウスコンピューターといえばコストパフォーマンスに優れているのが最大の特徴でしょう。こちらのノートパソコンもメモリ8GB・SSD128GB・windows10を搭載していながら、価格は6万円を切っています。CPUはCeleronですが、とりあえず1台ノートPCを持ってお規定という人にはピッタリのモデルですよ。
- 口コミ
CPUスコアはどちらも低い2000前後の低レベルですが違いはHDDとSSDでしょう。 別次元の速さで電源入れてコーヒー作ってる暇もありません。立ち上げ速度だけでなく例えば左に動画再生、右画面にブログ書き込み作業しててもなんら問題なくこれ以上スピード必要な方はゲームや動画編集といったマニアックな使用だけだと思います。(Amazonカスタマーレビュー)
約5年ぶりにノートパソコンを購入しました。スマホも国産メーカに変更したので、パソコンも国産メーカに変更しました。まず、5年間でだいぶ進歩しているなと感じました。フルハイビジョンのグレア液晶のノートパソコンをこの価格で購入できて満足です。最初Windowsの壁紙がうすい緑色なのでグレア液晶なのかノングレア液晶なのかよく分からなかったのですが、乃木坂46のスクリーンンセイバーを起動させると鮮やかなカラーでグレア液晶だなと思いました。添付されていた仕様書にもグレア液晶と記載されていました。写り込みみも特に気になりませんでした。また、SSDのためなのか、アプリをクリックすると1秒程で立ち上がるので満足しております。(Amazonカスタマーレビュー)
ブラウジングや動画再生など使用法を限定すれば安くてSSDなので起動も速く便利です。セカンドPCとしてオススメ。(Amazonカスタマーレビュー)
5位:Apple MacBook Air (13インチ, 1.6GHzデュアルコアIntel Core i5)
- 5段階評価:★★★
- 通常価格 145,573円
- 特徴
Apple社が2018年に発売したMaBook Airの最新モデルです。
ディスプレイの綺麗に加え、圧倒的な軽さがMacBookの最大の特徴でしょう。指紋認証にも対応しているなど最先端の技術が搭載されているノートパソコンと言えるでしょう。Apple製品との親和性がとても高いため、Apple製品を持っている・仕事のメインPCとして使いたいという方におすすめです。
- 口コミ
2015年製のMacBook Air (11-inch, Early 2015)からの買い替えですが、まず感じたのは「爆速!」でした(特に起動)。仕事用に使用するメインマシンであり、また最近はPCの使用寿命が長くなっていると感じて、メモリを16GB、ストレージを512GBに増設しましたが(合計200,800円にアップ)、IllustratorやPhotoshopを使った作業をしていますが、主にWEB制作でデータが軽いせいか、速度的な不満を感じたことはありません。(ちなみに以前のマシンから使っていたCS6が今のところ問題なく使用できています。MicrosoftOfficeも同様です)(Amazonカスタマーレビュー)
IPS液晶のRetina ディスプレイは綺麗です。macOSというかUNIXに憧れもあるので選びました。個人向けのUNIX系OSを搭載したメーカー品のパソコンはMacだけです。標準のフォントがWindowsよりも綺麗だと思います。自分は重い処理が必要なことはしないのでMacbook Airでも遅いと感じたことはありません。でも値段がやはりお高めですね。(Amazonカスタマーレビュー)
5年ぶりくらいの機種変更。とにかく画面の見た目が綺麗になるのはインパクトが非常に大きかった。あと、指紋認証は非常に便利で、いちいちパスワードを入れなくても良いのはとても快適。また、キーボードは独特の音はでるものの非常に打ちやすく、トラックパッドのクリック感も個人的に好み。久しぶりに機種変して良かったな、と思うデバイスでした。(Amazonカスタマーレビュー)
比較表
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
商品名 | Dell Inspiron 14 5000 プレミアム |
HP Pavilion 15-cu0000 |
Surface Pro 6 | マウスコンピューターMB-FC08SZD | Apple MacBook Air(2018) |
価格 | 87,980円 | 71,000円 | 129,384円 | 57,.811円 | 145,573円 |
CPU | Core i5 | Core i5 | Core i5 | Celeron | Core i5 |
メモリ | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB |
ストレージ | HDD256GB | SSD128GB | SSD128GB | SSD128GB | SSD128GB |
重量 | 1,48kg | 約2.07kg | 770g | 2kg | 1.25kg |
Q&A
Q:ゲームができるスペックで、おすすめのノートパソコンは?
ゲーミングノートパソコンを選ぶときには、以下の設定がおすすめです。
- CPU Core i7
- メモリ 16GB以上
- ストレージ SSD1TB
上記3点の性能があれば、処理速度も速くゲームが途中で止まってしまったり、起動が遅くもならず快適にゲームが行えるでしょう。この性能を選んだ上で、グラフィックスや液晶を決めてください。おすすめのゲーミングノートパソコンは「HP OMEN by HP 15」です。
機能性に加え、グラフィックスの処理・液晶ががとても優れており非常に高いスペックのゲーミングノートパソコンです。価格も16万円〜と機能とのバランスも良いため、初めて購入する方に非常におすすめですよ。
まとめ
ノートパソコンは、自分の用途と予算を把握した上で必要な性能のモデルを購入しましょう。年々進化を遂げているノートパソコンですが、毎年買い換えるものではないため、慎重に選ぶ必要があります。ぜひ購入の際には、この記事を参考にしてみてください。